近ちかづいてく黎明れいめいの合図あいず
予感よかんが僕ぼくを急せかす
反そらした山積やまづみの現実げんじつに焦あせり
時ときが褪あせてゆく
咲さいていた赤あかい花はな
モノクロに象かたどられた
涙なみださえ出でないまま
行いき場ばなく立たち尽つくす
黙だまり込こむ街灯がいとうの灯ひだけに
許ゆるされたような気きがしたのに
急いそいでも このままじゃ
昨日きのうの足音あしおとが呼よび止とめる
夜明よあけは終着しゅうちゃくか始はじまりか
沈黙ちんもくの世界せかいを壊こわしてゆけ
閉とじる瞼まぶた 静しずけさが増まし
心こころは揺ゆらぐ 天秤てんびんを選えらぶように
忘わすれて期待きたいして明日あしたを覗のぞきたかった
どうしてここで今いまさら戸惑とまどう?
尋たずねるのもこれで最後さいご
街頭がいとうの火ひが眠ねむって往いく
仄暗ほのぐらい暁あかつき 紡つむぐ夜明よあけ
急いそがなきゃ 振ふり向むかず
今日きょうの背せが白しらみ行ゆく前まえに
ざわめきは答こたえの始はじまりか
沈黙ちんもくの世界せかいを今いま、壊こわしてゆけ
近chikaづいてくduiteku黎明reimeiのno合図aizu
予感yokanがga僕bokuをwo急seかすkasu
反soらしたrashita山積yamaduみのmino現実genjitsuにni焦aseりri
時tokiがga褪aせてゆくseteyuku
咲saいていたiteita赤akaいi花hana
モノクロmonokuroにni象katadoられたrareta
涙namidaさえsae出deないままnaimama
行iきki場baなくnaku立taちchi尽tsuくすkusu
黙damaりri込koむmu街灯gaitouのno灯hiだけにdakeni
許yuruされたようなsaretayouna気kiがしたのにgashitanoni
急isoいでもidemo このままじゃkonomamaja
昨日kinouのno足音ashiotoがga呼yoびbi止toめるmeru
夜明yoaけはkeha終着syuuchakuかka始hajiまりかmarika
沈黙chinmokuのno世界sekaiをwo壊kowaしてゆけshiteyuke
閉toじるjiru瞼mabuta 静shizuけさがkesaga増maしshi
心kokoroはha揺yuらぐragu 天秤tenbinをwo選eraぶようにbuyouni
忘wasuれてrete期待kitaiしてshite明日ashitaをwo覗nozoきたかったkitakatta
どうしてここでdoushitekokode今imaさらsara戸惑tomadoうu?
尋tazuねるのもこれでnerunomokorede最後saigo
街頭gaitouのno火hiがga眠nemuってtte往iくku
仄暗honoguraいi暁akatsuki 紡tsumuぐgu夜明yoaけke
急isoがなきゃganakya 振fuりri向muかずkazu
今日kyouのno背seがga白shiraみmi行yuくku前maeにni
ざわめきはzawamekiha答kotaえのeno始hajiまりかmarika
沈黙chinmokuのno世界sekaiをwo今ima、壊kowaしてゆけshiteyuke