人間辞職 歌詞 ぼくのりりっくのぼうよみ ふりがな付

頭あたまを過よぎる言葉ことばの中なかには
あからさまに人ひとを辞じすべきもの
I don't know
But I don't know
知しる由よしもないの
五尺ごしゃく五寸ごすんの上うえからしか見みえない

不適切ふてきせつな人生じんせいを送おくりまして
不徳ふとくの致いたすところ甚はなはだしく
I don't know
But I don't know
知しる由よしもないの
この目めを通とおさないと何なにも見みえない

生いきてはいたい 生いきてはいたい
人間にんげんでなくても 人間にんげんでなくても

誠まことに 誠まことに 申もうし訳わけありませんと
この慚愧ざんきの念ねんに堪たえがたく
思おもっております

私わたしは 私わたしは 責任せきにんとって
人間にんげん辞職じしょく
人間にんげんを辞じすことで
責任せきにんを取とらせていただきます

この社会しゃかいも 会社かいしゃも 思おもえば学校がっこうも
どうにも馴染なじめずに
ずれる ずれる ずれる ずれる
どうにも毎日まいにちオフ・ビート
「なんでお前まえここにいんの?」
そんな心こころの内うちだけは聞きこえてくる
時間じかんどおりに言いわれたことをこなすのさえ
至難しなんの業わざ 痛いたいよなんか
太陽たいようなんか 沈しずんで二度にどと帰かえってくんな

人間にんげん 人間にんげん人間にんげんなんて
オワコンなんだよ
この社会しゃかいに辞職届じしょくとどけを
叩たたきつけます

私わたしは 私わたしは 責任せきにんとって
人間にんげん辞職じしょく
人間にんげんを辞じすことで
命いのちを全まっとうしていきたいと思おもいます

私わたしの生命せいめいは私わたしのもの
私わたしの生命せいめいは私わたしのもの
人間にんげんなんかのものじゃない