さよならは言えない 歌詞 まつざき幸介 ふりがな付

あなたを想おもうたび 心こころに風かぜが吹ふく
あの日ひ 出逢であった 街角まちかどにひとり
幾いくつもの季節きせつが 過すぎて行いくけれど
私わたしの恋こいは 冬ふゆ色いろのままです
あぁ愛あいは なんて哀かなしい絆きずな
一度いちど結むすべば 二度にどとほどけない
どんなに淋さびしくて 夜よるが長ながくても
さよならは さよならは 言いえない私わたし

いけない夢ゆめだから 誰だれにも知しられずに
胸むねの奥底おくそこ 閉とじ込こめておくの
黄昏たそがれがせまれば いつも逢あいたくて
見知みしらぬ人ひとに 面影おもかげを重かさねる
あぁ愛あいは なんて切せつない誤解ごかい
想おもうほどには 愛あいは返かえらない
孤独こどくに待まちわびて 明日あすが遠とおくても
さよならは さよならは 言いえない私わたし

あぁ愛あいは なんて哀かなしい絆きずな
一度いちど結むすべば 二度にどとほどけない
どんなに淋さびしくて 夜よるが長ながくても
さよならは さよならは 言いえない私わたし