少すこし気きの早はやい冬ふゆが僕ぼくらを包つつみ込こむ
乾かわいた季節きせつが、ほら
目めの前まえにあるけど
テーブルに並ならべられた二ふたつのマグカップ
寄より添そい合あうように、ねえ
温あたため合あうように
いつか二人ふたりが歳としを重かさねて
互たがいのことを忘わすれたとしても
駅前えきまえの喫茶店きっさてん 君きみが頼たのんだカフェオレ
何気なにげなく流ながれてく時ときに身みを任まかせ
話はなしたいことは星ほしの数かずほどあるけど
ほろ苦にがい静しずけさに耳みみをすませる
白しろく立たち込こめる湯気ゆげが僕ぼくらを包つつみ込こむ
ブラウンシュガーを、ほら
コーヒーに溶とかして
ひとさじだけの甘あまさじゃ薄うすまらないほどの
悲かなしみをすべて、ねえ
飲のみ干ほしてみせるよ
たとえ二人ふたりが生うまれ変かわっても
何なにも変かわらず君きみとこの場所ばしょで
駅前えきまえの喫茶店きっさてん 僕ぼくが頼たのんだブレンド
何気なにげなく流ながれてく時ときに身みを任まかせ
永遠えいえんって言葉ことば いつも白しらけてしまうけど
このひとときはどうか永遠えいえんに続つづくように
駅前えきまえの喫茶店きっさてん 君きみが頼たのんだカフェオレ
冷つめたくなったその肌はだは温ぬくもり探さがして
懐なつかしい歌うたがふいに聞きこえてきたなら
静寂せいじゃくを壊こわすように笑顔えがおがこぼれた
少sukoしshi気kiのno早hayaいi冬fuyuがga僕bokuらをrawo包tsutsuみmi込koむmu
乾kawaいたita季節kisetsuがga、ほらhora
目meのno前maeにあるけどniarukedo
テteーブルburuにni並naraべられたberareta二futaつのtsunoマグカップmagukappu
寄yoりri添soいi合aうようにuyouni、ねえnee
温atataめme合aうようにuyouni
いつかitsuka二人futariがga歳toshiをwo重kasaねてnete
互tagaいのことをinokotowo忘wasuれたとしてもretatoshitemo
駅前ekimaeのno喫茶店kissaten 君kimiがga頼tanoんだndaカフェオレkafeore
何気nanigeなくnaku流nagaれてくreteku時tokiにni身miをwo任makaせse
話hanaしたいことはshitaikotoha星hoshiのno数kazuほどあるけどhodoarukedo
ほろhoro苦nigaいi静shizuけさにkesani耳mimiをすませるwosumaseru
白shiroくku立taちchi込koめるmeru湯気yugeがga僕bokuらをrawo包tsutsuみmi込koむmu
ブラウンシュガburaunsyugaーをwo、ほらhora
コkoーヒhiーにni溶toかしてkashite
ひとさじだけのhitosajidakeno甘amaさじゃsaja薄usuまらないほどのmaranaihodono
悲kanaしみをすべてshimiwosubete、ねえnee
飲noみmi干hoしてみせるよshitemiseruyo
たとえtatoe二人futariがga生uまれmare変kaわってもwattemo
何naniもmo変kaわらずwarazu君kimiとこのtokono場所basyoでde
駅前ekimaeのno喫茶店kissaten 僕bokuがga頼tanoんだndaブレンドburendo
何気nanigeなくnaku流nagaれてくreteku時tokiにni身miをwo任makaせse
永遠eienってtte言葉kotoba いつもitsumo白shiraけてしまうけどketeshimaukedo
このひとときはどうかkonohitotokihadouka永遠eienにni続tsuduくようにkuyouni
駅前ekimaeのno喫茶店kissaten 君kimiがga頼tanoんだndaカフェオレkafeore
冷tsumeたくなったそのtakunattasono肌hadaはha温nukuもりmori探sagaしてshite
懐natsuかしいkashii歌utaがふいにgafuini聞kiこえてきたならkoetekitanara
静寂seijakuをwo壊kowaすようにsuyouni笑顔egaoがこぼれたgakoboreta