今いままで気きにも止とめなかった 最寄駅もよりえき目めの前まえにある花屋はなや
思おもわず 二度にど見みして立たち止どまる 憂うれいのあるその横顔よこがおに
白しろい指先ゆびさきで 彩いろどりを選えらび
花束はなたばを仕上しあげる仕草しぐさに見みとれていた
名前なまえすら知しらない貴方あなたの寂さびしい笑顔えがおに 僕ぼくの心こころは
一瞬いっしゅんにしてすべて奪うばわれてしまった
花はななんて無縁むえんだった僕ぼくの生活せいかつに その時とき一輪いちりんの美うつくしい花はなが咲さいた
引ひき寄よせられるように 毎日まいにち
何なにかとそれらしい理由りゆうつけて 足あししげく通かよう僕ぼくがいる
貴方あなたに教おそわる花言葉はなことば達たちを 大事だいじに 大事だいじに集あつめる毎日まいにち
アネモネ 僕ぼくの部屋へやには ガーベラ 花はなが溢あふれてゆく
フリージア 水みずをやる時ときだけが心こころ 穏おだやかになる
マーガレット 時折ときおり覗のぞく カーネーション 悲かなしい瞳ひとみの
その意味いみも知しらぬままに
突然とつぜん 貴方あなたは姿すがたを消けした あれはすべて幻まぼろしだったのだろうか
アドニスが流ながした血ちのように 赤あかく赤あかく染そまったままの
僕ぼくの心こころが 涙なみだを流ながす
あまたの花はな達たちが渦巻うずまく この部屋へやで 記憶きおくは乱みだれて
重かさなり 溶とけ合あっては やがて 黒くろになってゆく
今imaまでmade気kiにもnimo止toめなかったmenakatta 最寄駅moyorieki目meのno前maeにあるniaru花屋hanaya
思omoわずwazu 二度nido見miしてshite立taちchi止doまるmaru 憂ureいのあるそのinoarusono横顔yokogaoにni
白shiroいi指先yubisakiでde 彩irodoりをriwo選eraびbi
花束hanatabaをwo仕上shiaげるgeru仕草shigusaにni見miとれていたtoreteita
名前namaeすらsura知shiらないranai貴方anataのno寂sabiしいshii笑顔egaoにni 僕bokuのno心kokoroはha
一瞬issyunにしてすべてnishitesubete奪ubaわれてしまったwareteshimatta
花hanaなんてnante無縁muenだったdatta僕bokuのno生活seikatsuにni そのsono時toki一輪ichirinのno美utsukuしいshii花hanaがga咲saいたita
引hiきki寄yoせられるようにserareruyouni 毎日mainichi
何naniかとそれらしいkatosorerashii理由riyuuつけてtsukete 足ashiしげくshigeku通kayoうu僕bokuがいるgairu
貴方anataにni教osoわるwaru花言葉hanakotoba達tachiをwo 大事daijiにni 大事daijiにni集atsuめるmeru毎日mainichi
アネモネanemone 僕bokuのno部屋heyaにはniha ガgaーベラbera 花hanaがga溢afuれてゆくreteyuku
フリfuriージアjia 水mizuをやるwoyaru時tokiだけがdakega心kokoro 穏odaやかになるyakaninaru
マmaーガレットgaretto 時折tokiori覗nozoくku カkaーネneーションsyon 悲kanaしいshii瞳hitomiのno
そのsono意味imiもmo知shiらぬままにranumamani
突然totsuzen 貴方anataはha姿sugataをwo消keしたshita あれはすべてarehasubete幻maboroshiだったのだろうかdattanodarouka
アドニスadonisuがga流nagaしたshita血chiのようにnoyouni 赤akaくku赤akaくku染soまったままのmattamamano
僕bokuのno心kokoroがga 涙namidaをwo流nagaすsu
あまたのamatano花hana達tachiがga渦巻uzumaくku このkono部屋heyaでde 記憶kiokuはha乱midaれてrete
重kasaなりnari 溶toけke合aってはtteha やがてyagate 黒kuroになってゆくninatteyuku