青あおく澄すんだ山やまに囲かこまれた故郷ふるさと
その土地とちを捨すてて
長ながいこと夢見ゆめみてた都会とかいの暮くらしに彼等かれらは出でて行いく
素朴そぼくな土つちの匂におい のどかな陽ひだまり うまい水みずがあるのに
モダンなカフェテリア 都会とかいの秘密ひみつに彼等かれらは魅ひかれるのだろう
今いまも山やまは美うつくしい
春はるは花はなが咲さきみだれ
空そらに小鳥ことりさえずる
ふるさとの山やまは
豊ゆたかな自然しぜんのうるおいを与あたえて山やまは長ながい月日つきひ
ぶどうの根ねのように節ふしくれた素朴そぼくな人ひとを育そだてて来きた
今いまはもうぶどうのつるも森もりの中なかに伸のびっぱなしのまま
昔むかしからぶどう作づくりで生いきてきた老人ろうじんを嘆なげかせるのだろう
今いまも山やまは美うつくしい
夏なつは谷間たにまを流ながれる
せせらぎの響ひびきが
こだまする山やまは
故郷くにを捨すてた若者わかものは都会とかいの片隅かたすみで何なにをしてるのか
ある者ものは会社勤かいしゃづとめ何なんの気兼きがねも無なく帰かえりのベルを待まつ
自分じぶんの好このみをよく知しりモダンなアパートの居間いまにくつろいで
ジャズによいしれたり うまい料理りょうりに生いき甲斐がいを見みつけるのだろう
今いまも山やまは美うつくしい
燕つばめの群むれを眺ながめ
もう、そこに秋あきが来きたのを
告つげる山やまは
青aoくku澄suんだnda山yamaにni囲kakoまれたmareta故郷furusato
そのsono土地tochiをwo捨suててtete
長nagaいことikoto夢見yumemiてたteta都会tokaiのno暮kuraしにshini彼等kareraはha出deてte行iくku
素朴sobokuなna土tsuchiのno匂nioいi のどかなnodokana陽hiだまりdamari うまいumai水mizuがあるのにgaarunoni
モダンmodanなnaカフェテリアkafeteria 都会tokaiのno秘密himitsuにni彼等kareraはha魅hiかれるのだろうkarerunodarou
今imaもmo山yamaはha美utsukuしいshii
春haruはha花hanaがga咲saきみだれkimidare
空soraにni小鳥kotoriさえずるsaezuru
ふるさとのfurusatono山yamaはha
豊yutaかなkana自然shizenのうるおいをnouruoiwo与ataえてete山yamaはha長nagaいi月日tsukihi
ぶどうのbudouno根neのようにnoyouni節fushiくれたkureta素朴sobokuなna人hitoをwo育sodaててtete来kiたta
今imaはもうぶどうのつるもhamoubudounotsurumo森moriのno中nakaにni伸noびっぱなしのままbippanashinomama
昔mukashiからぶどうkarabudou作dukuりでride生iきてきたkitekita老人roujinをwo嘆nageかせるのだろうkaserunodarou
今imaもmo山yamaはha美utsukuしいshii
夏natsuはha谷間tanimaをwo流nagaれるreru
せせらぎのseseragino響hibiきがkiga
こだまするkodamasuru山yamaはha
故郷kuniをwo捨suてたteta若者wakamonoはha都会tokaiのno片隅katasumiでde何naniをしてるのかwoshiterunoka
あるaru者monoはha会社勤kaisyadutoめme何naんのnno気兼kigaねもnemo無naくku帰kaeりのrinoベルberuをwo待maつtsu
自分jibunのno好konoみをよくmiwoyoku知shiりriモダンmodanなnaアパapaートtoのno居間imaにくつろいでnikutsuroide
ジャズjazuによいしれたりniyoishiretari うまいumai料理ryouriにni生iきki甲斐gaiをwo見miつけるのだろうtsukerunodarou
今imaもmo山yamaはha美utsukuしいshii
燕tsubameのno群muれをrewo眺nagaめme
もうmou、そこにsokoni秋akiがga来kiたのをtanowo
告tsuげるgeru山yamaはha