あれは君きみの 誕生日たんじょうびで
雨あめさえ 降ふり出だしてた
僕ぼくはまた タクシーを
拾ひろおうと 駆かけ出だしてた
手てをあげても 止とまらない 夕暮ゆうぐれどき
少すこし風邪かぜをひいてた
君きみが気きがかり
レインコートを肩かたから かぶせて 抱だきしめた・・・
あの店みせは まだあるよ
古ふるびた ガラス窓まどで
ためらいがちな君きみを
無理矢理むりやり ドアの中なかへ
鈍にぶく光ひかる 棚たなの隅すみで 見みつけ出だした
模造真珠もぞうしんじゅの指輪ゆびわ
君きみの細ほそい指ゆび
するりと抜ぬけて笑わらった 小ちいさな贈おくりもの・・・
友ともだちから きいてきた
流行はやりの そのレストラン
満員まんいんで断ことわられ
途方とほうに暮くれた僕ぼくに
「歩あるきましょう」と からませた 指ゆびと指ゆびに
あの頃ころは いつでも
ふたりの愛あいが
優やさしく 往いったり来きたり 若わかい日ひの思おもい出で・・・
あれはareha君kimiのno 誕生日tanjoubiでde
雨ameさえsae 降fuりri出daしてたshiteta
僕bokuはまたhamata タクシtakushiーをwo
拾hiroおうとouto 駆kaけke出daしてたshiteta
手teをあげてもwoagetemo 止toまらないmaranai 夕暮yuuguれどきredoki
少sukoしshi風邪kazeをひいてたwohiiteta
君kimiがga気kiがかりgakari
レインコreinkoートtoをwo肩kataからkara かぶせてkabusete 抱daきしめたkishimeta・・・
あのano店miseはha まだあるよmadaaruyo
古furuびたbita ガラスgarasu窓madoでde
ためらいがちなtameraigachina君kimiをwo
無理矢理muriyari ドアdoaのno中nakaへhe
鈍nibuくku光hikaるru 棚tanaのno隅sumiでde 見miつけtsuke出daしたshita
模造真珠mozoushinjuのno指輪yubiwa
君kimiのno細hosoいi指yubi
するりとsururito抜nuけてkete笑waraったtta 小chiiさなsana贈okuりものrimono・・・
友tomoだちからdachikara きいてきたkiitekita
流行hayaりのrino そのsonoレストランresutoran
満員maninでde断kotowaられrare
途方tohouにni暮kuれたreta僕bokuにni
「歩aruきましょうkimasyou」とto からませたkaramaseta 指yubiとto指yubiにni
あのano頃koroはha いつでもitsudemo
ふたりのfutarino愛aiがga
優yasaしくshiku 往iったりttari来kiたりtari 若wakaいi日hiのno思omoいi出de・・・