その瞳のかげり 歌詞 サザーランド ふりがな付

そんな無理むりやりな 下手へたくそな笑顔えがおじゃ とても隠かくしきれやしない
「ほっといて」だなんて 強つよがった後あとで すがる様ように泣なきじゃくる君きみ

僕ぼくの胸むねまで引ひき裂さかれる思おもいだ 哀あわれみや同情どうじょうとも違ちがう
確たしかな想おもいに気付きづいた ここまで引ひきずってきた 胸むねの傷きずは消けせなくても…

せめてその瞳ひとみのかげりを消けし去さることこそが僕ぼくの人生じんせいなんだと
「大袈裟おおげさだよ」と笑わらった君きみ 真実しんじつの笑顔えがおを 絶たやさないでいて

露あらわにできない 悩なやみや迷まよいを 抱かかえながら誰だれもが暮くらしている

時々ときどき疼うずき出だすんだよ 質たちの悪わるい鈍にぶい痛いたみ そんな時とき何なにも聞きかずに
そっと抱だき寄よせてくれる君きみと どんな辛づらい困難こんなんも越こえて行いける気きがする

いつか全すべては輝かがやく 辛つらい日々ひびもきっと笑わらい話ばなしになる
君きみを守まもってきたつもりが 救すくわれてたのは僕ぼくの方ほうかもしれない

何気なにげなく続つづく日々ひびが どんなものより大切たいせつに思おもえるんだよ
こんな僕ぼくが君きみにあげれるものといえば 深ふかい深ぶかい笑わらいじわぐらいだけど

せめてその瞳ひとみのかげりを消けし去さることこそが 僕ぼくの人生じんせいなんだよ
そして屈託くったくのない君きみの笑顔えがお老眼鏡ろうがんきょう越ごしに見みつめていたい