流ながされて 流ながされて
ビルの谷間たにまの なみだ川がわ
立たつ瀬せなければ 浮うかぶ瀬せもない
寄よる辺べなくして 今日きょうも又また
あゝゝあああ木この葉はみたいな ひとり舟ぶね
倖しあわせは 倖しあわせは
泣なけば泣なくほど 遠とおざかる
やっとつぼみの 夢ゆめ一輪いちりんを
何なんでかき消けす つむじ風かぜ
あゝゝあああどこへ流ながれる ひとり舟ぶね
人ひとの世よは 人ひとの世よは
嘘うそと真実まことの 寄よせ集あつめ
愛あいにはぐれて 情なさけに飢うえて
寒さむさこらえる 夜よるの川かわ
あゝゝあああ春はるはいつ来くる ひとり舟ぶね
流nagaされてsarete 流nagaされてsarete
ビルbiruのno谷間tanimaのno なみだnamida川gawa
立taつtsu瀬seなければnakereba 浮uかぶkabu瀬seもないmonai
寄yoるru辺beなくしてnakushite 今日kyouもmo又mata
あゝゝaaa木koのno葉haみたいなmitaina ひとりhitori舟bune
倖shiawaせはseha 倖shiawaせはseha
泣naけばkeba泣naくほどkuhodo 遠tooざかるzakaru
やっとつぼみのyattotsubomino 夢yume一輪ichirinをwo
何nanでかきdekaki消keすsu つむじtsumuji風kaze
あゝゝaaaどこへdokohe流nagaれるreru ひとりhitori舟bune
人hitoのno世yoはha 人hitoのno世yoはha
嘘usoとto真実makotoのno 寄yoせse集atsuめme
愛aiにはぐれてnihagurete 情nasaけにkeni飢uえてete
寒samuさこらえるsakoraeru 夜yoruのno川kawa
あゝゝaaa春haruはいつhaitsu来kuるru ひとりhitori舟bune