トンネル 抜ぬければ
雪ゆきが深ふかくなる
色いろのない 山間やまあいが
ガラスの窓まどに映うつる
東京とうきょうで失うしなった
人生じんせいを引ひき払はらい
故郷ふるさとへ帰かえる時とき
終着駅しゅうちゃくえきは遠とおい
AH― 訳わけあり列車れっしゃは 今いま
AH― 古ふるい手紙てがみのように
すべてを許ゆるしながら 進すすむ
あなたをまだ愛あいしてるのに
進すすむのです
ずいぶん昔むかしの
桜さくらの季節きせつに
飛とび出だした あの家いえは
寂さびれた村むらの外はずれ
年老としおいた父親ちちおやに
話はなせないことばかり
真まっ白しろに降ふり積つもる
雪ゆきが隠かくしてくれる
AH― 訳わけあり列車れっしゃは 今いま
AH― 何なにもなかったように
私わたしの心こころの奥おく 進すすむ
あなたのこと 忘わすれなさいと
汽笛きてきが鳴なる
AH― 訳わけあり列車れっしゃは 今いま
AH― 古ふるい手紙てがみのように
すべてを許ゆるしながら 進すすむ
あなたをまだ愛あいしてるのに
進すすむのです
トンネルtonneru 抜nuければkereba
雪yukiがga深fukaくなるkunaru
色iroのないnonai 山間yamaaiがga
ガラスgarasuのno窓madoにni映utsuるru
東京toukyouでde失ushinaったtta
人生jinseiをwo引hiきki払haraいi
故郷furusatoへhe帰kaeるru時toki
終着駅syuuchakuekiはha遠tooいi
AH― 訳wakeありari列車ressyaはha 今ima
AH― 古furuいi手紙tegamiのようにnoyouni
すべてをsubetewo許yuruしながらshinagara 進susuむmu
あなたをまだanatawomada愛aiしてるのにshiterunoni
進susuむのですmunodesu
ずいぶんzuibun昔mukashiのno
桜sakuraのno季節kisetsuにni
飛toびbi出daしたshita あのano家ieはha
寂sabiれたreta村muraのno外hazuれre
年老toshioいたita父親chichioyaにni
話hanaせないことばかりsenaikotobakari
真maっxtu白shiroにni降fuりri積tsuもるmoru
雪yukiがga隠kakuしてくれるshitekureru
AH― 訳wakeありari列車ressyaはha 今ima
AH― 何naniもなかったようにmonakattayouni
私watashiのno心kokoroのno奥oku 進susuむmu
あなたのことanatanokoto 忘wasuれなさいとrenasaito
汽笛kitekiがga鳴naるru
AH― 訳wakeありari列車ressyaはha 今ima
AH― 古furuいi手紙tegamiのようにnoyouni
すべてをsubetewo許yuruしながらshinagara 進susuむmu
あなたをまだanatawomada愛aiしてるのにshiterunoni
進susuむのですmunodesu