僕ぼくの知しらない遠とおい昔むかし
パパとママは結むすばれた
二人ふたりの世界せかいはバラ色いろの
小ちいさな命いのちを生うみました
それから一年いちねんたった頃ころ
パパとママは右左みぎひだり
二ふたつの心こころは冷つめたく
別わかれを待まってるだけでした
パパとママに手てを引ひかれ
この孤児院こじいんにやって来きた
銀杏いちょうの葉はっぱの雨あめの中なか
僕ぼくが二ふたつの秋あきでした
パパは僕ぼくに水鉄砲みずでっぽう
ママは僕ぼくにキャラメルを
又また来くるからいい子こでね
それきり逢あえない人ひとでした
銀杏いちょうの葉はっぱの散ちる頃ころは
思おもい出だしますあの頃ころを
パパのくれた水鉄砲みずでっぽう
つくる虹にじはすぐ消きえる
僕bokuのno知shiらないranai遠tooいi昔mukashi
パパpapaとtoママmamaはha結musuばれたbareta
二人futariのno世界sekaiはhaバラbara色iroのno
小chiiさなsana命inochiをwo生uみましたmimashita
それからsorekara一年ichinenたったtatta頃koro
パパpapaとtoママmamaはha右左migihidari
二futaつのtsuno心kokoroはha冷tsumeたくtaku
別wakaれをrewo待maってるだけでしたtterudakedeshita
パパpapaとtoママmamaにni手teをwo引hiかれkare
このkono孤児院kojiinにやってniyatte来kiたta
銀杏ichouのno葉haっぱのppano雨ameのno中naka
僕bokuがga二futaつのtsuno秋akiでしたdeshita
パパpapaはha僕bokuにni水鉄砲mizudeppou
ママmamaはha僕bokuにniキャラメルkyarameruをwo
又mata来kuるからいいrukaraii子koでねdene
それきりsorekiri逢aえないenai人hitoでしたdeshita
銀杏ichouのno葉haっぱのppano散chiるru頃koroはha
思omoいi出daしますあのshimasuano頃koroをwo
パパpapaのくれたnokureta水鉄砲mizudeppou
つくるtsukuru虹nijiはすぐhasugu消kiえるeru