葉はげいとうがもえて 秋あきになった
秋あきがひかって 秋あきになった
私わたしの心こころの 吾われも紅べに
人知ひとしれずもえて 消きえてゆくのか
日本海にほんかいをこえて 渡わたってきた
ツグミの群むれが 冬ふゆをよんでいる
そんなにさわぐな あわててなくな
秋あきよいそぐな せめて今いまだけは
くわの葉はがくちて 秋あきになった
秋あきがにおって 秋あきになった
私わたしの心こころの 吾われも紅べに
人知ひとしれずもえて 消きえてゆくのか
そこだけあい色いろに 染そめたような
杉すぎの林はやしが 冬ふゆをよんでいる
そんなに暗くらく 静しずまりかえって
まだ秋あきなのに まだ秋あきなのに
私わたしの心こころの 吾われも紅べに
人知ひとしれずもえて 消きえてゆくのか
葉haげいとうがもえてgeitougamoete 秋akiになったninatta
秋akiがひかってgahikatte 秋akiになったninatta
私watashiのno心kokoroのno 吾wareもmo紅beni
人知hitoshiれずもえてrezumoete 消kiえてゆくのかeteyukunoka
日本海nihonkaiをこえてwokoete 渡wataってきたttekita
ツグミtsugumiのno群mureがga 冬fuyuをよんでいるwoyondeiru
そんなにさわぐなsonnanisawaguna あわててなくなawatetenakuna
秋akiよいそぐなyoisoguna せめてsemete今imaだけはdakeha
くわのkuwano葉haがくちてgakuchite 秋akiになったninatta
秋akiがにおってganiotte 秋akiになったninatta
私watashiのno心kokoroのno 吾wareもmo紅beni
人知hitoshiれずもえてrezumoete 消kiえてゆくのかeteyukunoka
そこだけあいsokodakeai色iroにni 染soめたようなmetayouna
杉sugiのno林hayashiがga 冬fuyuをよんでいるwoyondeiru
そんなにsonnani暗kuraくku 静shizuまりかえってmarikaette
まだmada秋akiなのにnanoni まだmada秋akiなのにnanoni
私watashiのno心kokoroのno 吾wareもmo紅beni
人知hitoshiれずもえてrezumoete 消kiえてゆくのかeteyukunoka