オーバーキャスト 歌詞 ドラマチックアラスカ ふりがな付

君きみは窓辺まどべの席せき、今日きょうもまた筆ふでを持もつ
白しろと黒くろが混まざり合あっていくパレット

雨あめは降ふるでもなく雲くもで覆おおわれたそのリアル
溜ため息いきを隠かくした君きみを見破みやぶった

何なにも言いわない
クラウディガール
視線しせんは合あわないまま

曇くもり空ぞらを描えがいて
君きみは何なに思おもう
くすんだ灰色はいいろに溶とけていく
僕ぼくは藍あいを探さがして
正ただしい嘘うそをついた
儚はかなく遠とおい夢ゆめを君きみは見みてたんだ

何度なんども塗ぬりかえて元もとの色見いろみ失うしなって
ボロボロに乾かわいて脆もろく剥はがれた

天気てんき予報よほうは
相変あいかわらず
叶かなわないサニーデイ

曇くもり空ぞら続つづいて
僕ぼくは何なにを待まつ
気きづいてないふりして誤摩化ごまかした
君きみは哀あわれに触ふれて
優やさしい嘘うそをついた
結末けつまつさえ知しらずに

ヒトツアタエテ
ヒトツセガンダ
フタツナラバト
キタイヲヨセタ
マダタリナイワ
アシタカエスヨ
ツリアワナイナ
、、、ソレデモ

曇くもり空ぞらの下したで
君きみは僕ぼく想おもう
最期さいごの景色けしきを今いま描えがいた
僕ぼくはうなづいて
窓まどを開ひらくよ
儚はかなく滲にじむ未来みらい

その声こえも 仕草しぐさも癖くせも手ても目めも交かわした約束やくそくも
思おもい出でが止とまる
見上みあげた空そら、いつの間まにか晴はれ間まが差さす