ハグレノカラー 歌詞 ヒトリエ ふりがな付

生粋きっすいの愛あいの形かたちで、形かたちでたぶらかせる。
心こころに宿やどる毒どくを吐はく。

イメージ通どおりの言葉ことばに、言葉ことばにはぐらかされる。
行方ゆくえを辿たどるこの世界せかい。

一切いっさいの愛あいの形かたちも、形かたちも受うけ付つけられぬ、
心こころに触ふれるその手てが。

イメージ通どおりに浮うかれた、浮うかれた色いろで染そまるは、
行方ゆくえも知しれぬあの娘こだ。

揺ゆれる歌うたえる馳はせる聴きこえる
染そめる染そまる染そめる色いろで
跳はねる叫さけぶ駆かける音おとで

想像そうぞうして。想像そうぞうして。想像そうぞうして。

夢ゆめにはぐれたあの娘こが笑わらえば、街まちに流ながる色いろも滾たぎるだろう?
君きみにはぐれたあたしが笑わらえば、夢ゆめに流ながる音おとも踊おどるだろう?

生粋きっすいの才さいに憧あこがれて、憧あこがれて待まち草臥くたびれる。
心こころに居座いすわるあの娘こが。

鮮明せんめいに視みえる。
忘わすれた、忘わすれたはずだったのになあ。
色いろとりどりのこの世界せかい。

生粋きっすいの愛あいの形かたちで、形かたちで灼やき付つけられる。
心こころに触ふれるその眼めが。
一切いっさいの愛あいの形かたちも、形かたちも色いろで染そまれば、
不思議ふしぎと現あらわるあの娘こだ。

背景はいけいを塗ぬり潰つぶして、消けしてを繰くり返かえして、
はぐれた色いろぶち撒まけて、つまりは夢ゆめをみているの

生粋きっすいの愛あいに憧あこがれて
イメージ通どおりの言葉ことばで
行方ゆくえ知しれぬあの娘こへあたしは歌うたう

揺ゆれる歌うたえる馳はせる聴きこえる
染そめる染そまる染そめる色いろで
跳はねる叫さけぶ駆かける音おとで

好すける嫌きらえる泣なける笑わらえる
生いきる生いきる生いきるそうやって

わけも分わからず叫さけぶ明日あしたを、
想像そうぞうして。想像そうぞうして。想像そうぞうして。

夢ゆめにはぐれたあの娘こが笑わらえば、街まちに流ながれる色いろも滾たぎるだろう。
君きみにはぐれたあたしが笑わらえば、夢ゆめに流ながれる音おとも踊おどるだろう。

あたしにはぐれたあの娘こが笑わらえば、
あの娘こにはぐれたあたしが笑わらえば、

僕ぼくに流ながれる音おとも踊おどるだろう!