微かすかな風かぜが揺ゆらす
木こもれ日びの影絵かげえに
そっと忍しのび込こんだ君きみ
ボクは眠ねむったふり
背中せなかで待まちぶせた
ライムの香かおるあの夏なつ
飛込とびこむ水みずしぶき はじけ散ちる笑わらい声ごえ
思おもわず振ふり向むけば 眩まぶしさに目めがくらむ
会話かいわ とぎれた夜よるには
こわれた籐椅子とういすに
もたれてながめてた
水みずに浮うかんだ三日月みかづき
最後さいごの氷こおりが 溶とけてゆくのを二人ふたり
黙だまって見みていた グラスに残のこるあの夏なつ
ペンキのはげた壁かべも
茂しげったツタがおおい
今いまは何なにも映うつさない
けれどもこの胸むねに
忍しのびこむ影法師かげぼうし
あの夏なつの日ひの君きみだね
微kasuかなkana風kazeがga揺yuらすrasu
木koもれmore日biのno影絵kageeにni
そっとsotto忍shinoびbi込koんだnda君kimi
ボクbokuはha眠nemuったふりttafuri
背中senakaでde待maちぶせたchibuseta
ライムraimuのno香kaoるあのruano夏natsu
飛込tobikoむmu水mizuしぶきshibuki はじけhajike散chiるru笑waraいi声goe
思omoわずwazu振fuりri向muけばkeba 眩mabuしさにshisani目meがくらむgakuramu
会話kaiwa とぎれたtogireta夜yoruにはniha
こわれたkowareta籐椅子touisuにni
もたれてながめてたmotaretenagameteta
水mizuにni浮uかんだkanda三日月mikaduki
最後saigoのno氷kooriがga 溶toけてゆくのをketeyukunowo二人futari
黙damaってtte見miていたteita グラスgurasuにni残nokoるあのruano夏natsu
ペンキpenkiのはげたnohageta壁kabeもmo
茂shigeったttaツタtsutaがおおいgaooi
今imaはha何naniもmo映utsuさないsanai
けれどもこのkeredomokono胸muneにni
忍shinoびこむbikomu影法師kageboushi
あのano夏natsuのno日hiのno君kimiだねdane