母ははという名なの ゆたかな川かわに
こころおよばぬ 川かわもある
その川かわに 身みをまかせ
おんな三十路みそじを ながれてきたが
今いまもひとりの 笹ささ小舟こぶね
岸きしにぶつかり 早瀬はやせにもまれ
渦うずにまかれて 傷きずついて
たどりつく 浮世うきよ橋ばし
花はなはくれない 柳やなぎはみどり
しばし憩いこいの ゆめをみる
俺おれでいいのか わくらば舟ふねで
それでいいのと 頷うなずいた
泣なかせてよ おもいきり
明日あしたにはぐれた 似にたものどうし
いのち繋つないで ふたり川がわ
母hahaというtoiu名naのno ゆたかなyutakana川kawaにni
こころおよばぬkokorooyobanu 川kawaもあるmoaru
そのsono川kawaにni 身miをまかせwomakase
おんなonna三十路misojiをwo ながれてきたがnagaretekitaga
今imaもひとりのmohitorino 笹sasa小舟kobune
岸kishiにぶつかりnibutsukari 早瀬hayaseにもまれnimomare
渦uzuにまかれてnimakarete 傷kizuついてtsuite
たどりつくtadoritsuku 浮世ukiyo橋bashi
花hanaはくれないhakurenai 柳yanagiはみどりhamidori
しばしshibashi憩ikoiのno ゆめをみるyumewomiru
俺oreでいいのかdeiinoka わくらばwakuraba舟funeでde
それでいいのとsoredeiinoto 頷unazuいたita
泣naかせてよkaseteyo おもいきりomoikiri
明日ashitaにはぐれたnihagureta 似niたものどうしtamonodoushi
いのちinochi繋tsunaいでide ふたりfutari川gawa