瞳からスノー 歌詞 中川かのん(東山奈央) ふりがな付

雨あめが降ふる　モノクロの街まちに　並ならぶ傘かさ
サヨナラを　予感よかんさせる無言むごん
君きみの　困こまった笑顔えがお

やだよ　やだよ
傘捨かさすてて思おもわず　走はしり出だす

泣なかないと決きめたのに　思おもい出でが微笑ほほえむ
頭あたまなでてくれたね　大おおきな手てのひらで
凍いてついた暗闇くらやみに　涙なみだたち溢あふれて
冷つめたい風かぜ　こぼれてく　瞳ひとみから雪ゆき

雪ゆきが降ふる　騒さわぎだす街まちで　一人ひとりきり
無意識むいしきに　君きみを探さがしては
洩もらす　白しろい溜息ためいき

逢あいたい　逢あいたい
人波ひとなみに押おされて　つまずいた

泣なかないと決きめたのに　思おもい出でが微笑ほほえむ
頭あたまなでてくれたね　大おおきな手てのひらで
凍いてついた暗闇くらやみに　涙なみだたち溢あふれて
冷つめたい風かぜ　こぼれてく　瞳ひとみから雪ゆき

ふいに　頭あたまをなでられた
見上みあげた先さきに
笑顔えがおの　君きみがいた

幻まぼろしじゃないんだね

泣なかないと決きめたのに　君きみの顔かおが滲にじむ
愛あいが枯かれた心こころが　急きゅうに蘇よみがえる
怯おびえてた暗闇くらやみに　温ぬくもりが満みちてく
冷つめたい風かぜ　こぼれてく　瞳ひとみから雪ゆき