裸足のブルース 歌詞 中村晃子 ふりがな付

靴くつを投なげ出だし 裸足はだしで
ひとり歩あるいてく
赤あかいクルマも ドレスも
なんにもいらないの
風かぜが吹ふいたら 飛とばされて
雨あめが降ふったら 濡ぬれるだけ
ヘッドライトの アオヤマ
指ゆびを鳴ならして歩あるく

ガムをかみかみ 裸足はだしで
ひとり歩あるいてく
愛あいだ恋こいだと 泣なくのは
子供こどものすることよ
傷きずが痛いたけりゃ 痛いたむまま
わざと夜風よかぜに さらすだけ
プラザ横目よこめに アカサカ
風かぜにゆられて歩あるく

影かげをけりけり 裸足はだしで
ひとり歩あるいてく
きょうが終おわれば 明日あしたが
ついでにくるだけよ
人ひとが笑わらえば 笑わらうだけ
人ひとが泣なかせりゃ 泣なくだけさ
白しろい夜明よあけの シンジュク
夢ゆめにつかれて歩あるく