儲もうけなんぼの
算盤そろばんだけじゃ
長ながく続つづかぬ
商売あきないは
女房にょうぼうなりゃこそ
細腕ほそうでながら
心配こころくばりの
後押あとおしを
紺こんの木綿地もめんじ
暖簾のれんの花はなは
汗あせと涙なみだの
水みずに咲さく
好いい日ひ 悪わるい日ひ
日ひめくり暦ごよみ
言いえば負まけです
泣なき言ごとは
辛つらいときこそ
笑顔えがおで通とおりゃ
変かわりますとも
風向かざむきも
軒のきに掲かかげた
暖簾のれんの花はなは
夫婦絆めおときずなの
いのち花ばな
打うつ手て 打うつ手てが
裏目うらめのときは
腹はらを括くくって
やり直なおし
裸はだかひとつが
振ふり出だしならば
生うまれ変かわって
始はじめから
紺こんの木綿地もめんじ
暖簾のれんの花はなは
夢ゆめと根性こんじょうで
返かえり咲ざき
儲mouけなんぼのkenanbono
算盤sorobanだけじゃdakeja
長nagaくku続tsuduかぬkanu
商売akinaiはha
女房nyoubouなりゃこそnaryakoso
細腕hosoudeながらnagara
心配kokorokubaりのrino
後押atooしをshiwo
紺konのno木綿地momenji
暖簾norenのno花hanaはha
汗aseとto涙namidaのno
水mizuにni咲saくku
好iいi日hi 悪waruいi日hi
日hiめくりmekuri暦goyomi
言iえばeba負maけですkedesu
泣naきki言gotoはha
辛tsuraいときこそitokikoso
笑顔egaoでde通tooりゃrya
変kaわりますともwarimasutomo
風向kazamuきもkimo
軒nokiにni掲kakaげたgeta
暖簾norenのno花hanaはha
夫婦絆meotokizunaのno
いのちinochi花bana
打uつtsu手te 打uつtsu手teがga
裏目urameのときはnotokiha
腹haraをwo括kukuってtte
やりyari直naoしshi
裸hadakaひとつがhitotsuga
振fuりri出daしならばshinaraba
生uまれmare変kaわってwatte
始hajiめからmekara
紺konのno木綿地momenji
暖簾norenのno花hanaはha
夢yumeとto根性konjouでde
返kaeりri咲zaきki