生乾なまがわきの
傷きずだろうに
さみしくて剥はがせば
また紅あかい血ちが流ながれる
こころはなぜ
あてもなしに
ひとを思おもい迷まよう
醜みにくい花はなの種たねを蒔まく
欲ほしいなら奪うばうまで
誰だれだって手てを汚よごす
ひとつしか
ないものもあるでしょう
泣ないて泣ないて泣ないてどうする
脆もろいところばかり 愛あいと呼よんでかばう
咲さく花はな はかない花はな
痣あざのように残のこるだけの
永ながい夢ゆめを見みるだけ
水みずはとうに
涸かれてるのに
彩いろだけは鮮あざやか
そんな恋こいほど身みは染そまる
ここにある幸しあわせは
どこかで不幸ふしあわせ
神様かみさまは
あやとりが下手へたでしょう
泣ないて泣ないて泣ないてどうなる
痛いたいところばかり 見みせて他人ひとは嘲笑わらう
散ちる花はな 綺麗きれいな花はな
そばにおいて手懐てなずけても
なにも応こたえないのに
見みえない糸いとをたぐり
ありもしない甘あまい日々ひびを探さぐりながら
消きえない孤独こどくだけを
深ふかく胸むねに抱だいて眠ねむる
遠とおい夜明よあけ待まつだけ
生乾namagawaきのkino
傷kizuだろうにdarouni
さみしくてsamishikute剥haがせばgaseba
またmata紅akaいi血chiがga流nagaれるreru
こころはなぜkokorohanaze
あてもなしにatemonashini
ひとをhitowo思omoいi迷mayoうu
醜minikuいi花hanaのno種taneをwo蒔maくku
欲hoしいならshiinara奪ubaうまでumade
誰dareだってdatte手teをwo汚yogoすsu
ひとつしかhitotsushika
ないものもあるでしょうnaimonomoarudesyou
泣naいてite泣naいてite泣naいてどうするitedousuru
脆moroいところばかりitokorobakari 愛aiとto呼yoんでかばうndekabau
咲saくku花hana はかないhakanai花hana
痣azaのようにnoyouni残nokoるだけのrudakeno
永nagaいi夢yumeをwo見miるだけrudake
水mizuはとうにhatouni
涸kaれてるのにreterunoni
彩iroだけはdakeha鮮azaやかyaka
そんなsonna恋koiほどhodo身miはha染soまるmaru
ここにあるkokoniaru幸shiawaせはseha
どこかでdokokade不幸fushiawaせse
神様kamisamaはha
あやとりがayatoriga下手hetaでしょうdesyou
泣naいてite泣naいてite泣naいてどうなるitedounaru
痛itaいところばかりitokorobakari 見miせてsete他人hitoはha嘲笑waraうu
散chiるru花hana 綺麗kireiなna花hana
そばにおいてsobanioite手懐tenazuけてもketemo
なにもnanimo応kotaえないのにenainoni
見miえないenai糸itoをたぐりwotaguri
ありもしないarimoshinai甘amaいi日々hibiをwo探saguりながらrinagara
消kiえないenai孤独kodokuだけをdakewo
深fukaくku胸muneにni抱daいてite眠nemuるru
遠tooいi夜明yoaけke待maつだけtsudake