サクラカウントダウン 歌詞 乙女新党 ふりがな付

春はるの風かぜはまだ冷つめたくて
ほっぺたが少すこし痛いたいけど
ほころび始はじめる サクラの蕾つぼみが
ほら 卒業そつぎょうへのカウントダウン

ねぇ 覚おぼえてるよ
入学式にゅうがくしきの あの日ひ
ピカピカで大おおきなブレザー
ドキドキで入はいった教室きょうしつ

ねぇ いつからかなぁ?
気きが付つけば わたしにも
あだ名なで呼よびあえる友達ともだち
ケンカしたり 笑わらい合あったり

言いい出だせず終おわった初恋はつこいは
油性ゆせいペンみたいに消きえなくて
今いまも 胸むねの 奥おくで ちゃんと
抱だきしめたままの大切たいせつな思おもい出で

春はるの風かぜはまだ冷つめたくて
ほっぺたが少すこし痛いたいけど
前まえ向むいて歩あるこう いつだって胸むね張はろう
ミライのわたしに出逢であうために
通かよい慣なれた道みちや 遠とおくの
あの山やまもやがて色いろづいて
ほころび始はじめる サクラの蕾つぼみが
ほら 卒業そつぎょうへのカウントダウン

ねぇ 忘わすれないよ
ケイタイのメモリーが
どれくらいあっても足たりない
わたしたちだけの物語ものがたり

悩なやみを打うち明あけた放課後ほうかごも
トイレでしたヒソヒソ話ばなしも
全部ぜんぶ 胸むねの 奥おくで いつも
キラキラ輝かがやく特別とくべつな思おもい出で

繰くり返かえすだけの日々ひびなんて
振ふり返かえれば一度いちども無なくて
どんな瞬間しゅんかんも みんながいたから
わたしはわたしでいれたんだね
授業中じゅぎょうちゅう 教室きょうしつの窓まどや
休やすみ時間じかん 渡わたり廊下ろうかで
見上みあげた青空あおぞら 夢ゆめ描えがいた雲くも
ほら 始はじまりへのカウントダウン

ホントに大事だいじなことは きっと
テストの点数てんすう 競きそったって
分わかりっこないから どんな時ときも
一緒いっしょに迷まよって 探さがしたね

使つかい込こんだ通学つうがくカバン
落書らくがきで溢あふれた教科書きょうかしょ
ボロボロのローファー ぴったりのブレザー
少すこしは成長せいちょうできたかなぁ?

春はるの風かぜはまだ冷つめたくて
ほっぺたが少すこし痛いたいけど
前まえ向むいて歩あるこう いつだって胸むね張はろう
ミライのわたしに出逢であうために
通かよい慣なれた道みちや 遠とおくの
あの山やまもやがて色いろづいて
ほころび始はじめる サクラの蕾つぼみが
ほら 卒業そつぎょうへのカウントダウン