Chocolate 歌詞 井上苑子 ふりがな付

二人ふたりきりは 3度目どめだね
場所ばしょは小ちいさな あの公園こうえん
友達ともだちだって わかってるよ
普段通ふだんどおり笑わらっていなくちゃ

初はじめて その時とき知しった
君きみの好すきなチョコレート
見みかけたら買かうようになってた

伝つたえたら終おわりだって
帰かえり道みちに彷徨さまよった
ああ

恋こいは甘あまいだけじゃないけど
止とめられないんだって
誰だれに何なに言いわれても
聞きこえないくらい
ずっと 次つぎはいつ会あえるのだろうって
うまくいくように ひとつひとつ
悩なやんでたなぁ

思おもうばかり
熱あつくなった
気持きもちに耐たえられなくて
溶とけちゃいそうなんだ
何なにも気きづいてない君きみが
優やさしくて揺ゆれた

「会あいたいよ」って言いわれたとき
からかわないでと怒おこった
でもね 少すこし何なにか 二人ふたり進すすむかなって
期待きたいばかりが増ふえてた

勝手かってにそんな風ふうに思おもって
だめだ 深呼吸しんこきゅうして 今いま
最初さいしょの気持きもち思おもい出だす

甘あまいだけがよかった
単純たんじゅんな味あじで
恋こいは苦にがいってそんなの
知しらなかったんだ
あのチョコレートみたいに溶とけたくない
でも君きみの好すきになりたいな
わたしも

甘あまいだけじゃないけど
止とめられないんだって
誰だれに何なに言いわれても
聞きこえないくらい
また会あいたいな ただ それだけなんだ
あの公園こうえんで待まってるからね
恋こいをしてる

友達ともだちじゃない
恋人こいびとじゃない
だけどまだ少すこしの間あいだ
好すきでいさせて
苦にがくて甘あまい思おもい出では
全部ぜんぶ 君きみがいい