Only For You 歌詞 今井絵理子 ふりがな付

初はじめて会あった頃ころに 触ふれた
風かぜの匂におい まだ覚おぼえてる
騒さわがしい人波ひとなみを あの日ひ
すりぬけるように 抜ぬけ出だした

何なにもないような道みちのりを
あてもなく ただ歩あるき続つづけ
静寂しじまが二人ふたりを包つつんで
寄より添そう未来みらい 確たしかめて

あれから たくさんの夢ゆめを見みて
分わかち合あえる安やすらぎ 覚おぼえて
一緒いっしょにいられる時間じかんが ずっと
続つづくものと思おもってた

いつでも 心こころから向むき合あって
あなただけに 笑わらって 泣ないた
胸むねを巡めぐる想おもい出でも 今いまは
まるで遠とおい日々ひびのよう

沈しずむ月つきが太陽たいようを誘さそい
長ながい夜よるは 終おわりを告つげて
何事なにごともないように 今日きょうも
人ひとの波なみは 動うごいてる

あの頃ころに あなたと見みつけた
途端とたんに咲さいていた花はなは
今いまも 胸むねを張はってるみたいに
つよく 生いきてるのかな

幸しあわせが 怖こわくなった瞬間しゅんかんが
少すこし贅沢ぜいたくに思おもえるほど
今いま 手てに入いれた自由じゆうのほうが
きっと 寂さびしいはずだね

それでも 二人ふたりで過すごしたこと
決けっして 後悔こうかいはしていないよ
愛いとしさを 教おしえてくれた人ひと
ずっと 大切たいせつにしたいから

並ならんで歩あるくのが好すきだった
悩なやみを聞きいてて 嬉うれしかった
どんな言いい争あらそいがあっても
いつも 絆きずな 信しんじてた

いつでも 心こころから向むき合あって
あなただけに 笑わらって 泣ないた
胸むねを巡めぐる想おもい出でも 今いまは
まるで遠とおい日々ひびのよう