Room Number 205 歌詞 伊藤咲子 ふりがな付

たった一ひとつの思おもい違ちがいを 本ほん気きにするなんて
何なにも言いわずに 出でて行いくのなら 勝手かってにしな
飲のめないワイン グラスに注そそぎ ひと息いきに飲のみ干ほし
ドアに消きえる 後姿うしろすがたに ロックをする

まるで風かぜのような あなた
心こころを掠かすめてゆくだけで
何なにも後あとに残のこさないで
手てにした合あい鍵かぎ 捨すてるわ……
でも……

ベージュの壁かべを 摺すり抜ぬければ "ルームナンバー205"
知しり尽つくしてたはずの部屋へやに 別べつの香かおり
誰だれかと暮くらしはじめたのね… 解わかっていたの
手紙てがみと指輪ゆびわ ポストの中なか入いれて置おくわ

まるで 何なにもなかったように
見慣みなれた 街角まちかど 歩あるき出だす
あなた ただの通とおりすがり
そんな 言葉ことばさえ 言いえるわ……
でも……

まるで風かぜのような あなた
心こころを掠かすめてゆくだけで
何なにも後あとに残のこさないで
手てにした合あい鍵かぎ 捨すてるわ……
でも……

まるで 何なにもなかったように
見慣みなれた 街角まちかど 歩あるき出だす
あなた ただの通とおりすがり
そんな 言葉ことばさえ 言いえるわ……
でも……