お花はなにお水みずをあげましょう
優やさしく濡ぬらしてあげましょう
情なさけを知しらない花はなたちは
綺麗きれいに咲さいてはくれませぬ
鳥とりの歌声うたごえを聞ききましょう
時折ときおりご一緒いっしょ致いたしましょう
眺ながめてばかりじゃ鳥とりたちと
上手じょうずなハミング出来できませぬ
空そらの大おおきさを知しりましょう
そのまま海うみへと出掛でかけましょう
お屋根やねの下したでは風かぜたちも
こんなに遊あそんじゃくれませぬ
心地ここちよい痛いたみ それは
乗のり越こえた証あかし もう大丈夫だいじょうぶ
林檎りんごは中なかまで食たべましょう
小ちいさくお辞儀じぎを致いたしましょう
月夜つきよにお風呂ふろへ入はいるなら
あんまり長湯ながゆはいけませぬ
やるせない火照ほてり それも
夏なつの日ひの名残なごり いつか消きえる
おo花hanaにおnio水mizuをあげましょうwoagemasyou
優yasaしくshiku濡nuらしてあげましょうrashiteagemasyou
情nasaけをkewo知shiらないranai花hanaたちはtachiha
綺麗kireiにni咲saいてはくれませぬitehakuremasenu
鳥toriのno歌声utagoeをwo聞kiきましょうkimasyou
時折tokioriごgo一緒issyo致itaしましょうshimasyou
眺nagaめてばかりじゃmetebakarija鳥toriたちとtachito
上手jouzuなnaハミングhamingu出来dekiませぬmasenu
空soraのno大ooきさをkisawo知shiりましょうrimasyou
そのままsonomama海umiへとheto出掛dekaけましょうkemasyou
おo屋根yaneのno下shitaではdeha風kazeたちもtachimo
こんなにkonnani遊asoんじゃくれませぬnjakuremasenu
心地kokochiよいyoi痛itaみmi それはsoreha
乗noりri越koえたeta証akaしshi もうmou大丈夫daijoubu
林檎ringoはha中nakaまでmade食taべましょうbemasyou
小chiiさくおsakuo辞儀jigiをwo致itaしましょうshimasyou
月夜tsukiyoにおnio風呂furoへhe入haiるならrunara
あんまりanmari長湯nagayuはいけませぬhaikemasenu
やるせないyarusenai火照hoteりri それもsoremo
夏natsuのno日hiのno名残nagoりri いつかitsuka消kiえるeru