人ひとは いくつの
嘘うそをついて
大切たいせつなことを
忘わすれ去さるのだろう
雨音あまおとに
ざわめく木々きぎに
精霊せいれいたちは
今いまも宿やどるのに
離はなれて暮くらすひと
還かえらぬ遠とおい人ひと
涙なみだが溢あふれる夜よるは
泣ないて泣ないてしまおう
あなたの命いのちは繰くりかえし
そして生いかされてる…
伝説でんせつの
不思議ふしぎな獣けものも
湿しめった土つちで
息いきを潜ひそめてる
小ちいさな願ねがいとか
誰だれかを想おもうこと
見みえないものでも きっと
お伽噺とぎばなしじゃない
わたしの体からだは八百万ヤオヨロズの
気配けはい 感かんじている…
すべての命いのちは繰くりかえし
そして生いかされてる…
(Ah…)
人hitoはha いくつのikutsuno
嘘usoをついてwotsuite
大切taisetsuなことをnakotowo
忘wasuれre去saるのだろうrunodarou
雨音amaotoにni
ざわめくzawameku木々kigiにni
精霊seireiたちはtachiha
今imaもmo宿yadoるのにrunoni
離hanaれてrete暮kuらすひとrasuhito
還kaeらぬranu遠tooいi人hito
涙namidaがga溢afuれるreru夜yoruはha
泣naいてite泣naいてしまおうiteshimaou
あなたのanatano命inochiはha繰kuりかえしrikaeshi
そしてsoshite生iかされてるkasareteru…
伝説densetsuのno
不思議fushigiなna獣kemonoもmo
湿shimeったtta土tsuchiでde
息ikiをwo潜hisoめてるmeteru
小chiiさなsana願negaいとかitoka
誰dareかをkawo想omoうことukoto
見miえないものでもenaimonodemo きっとkitto
おo伽噺togibanashiじゃないjanai
わたしのwatashino体karadaはha八百万yaoyorozuのno
気配kehai 感kanじているjiteiru…
すべてのsubeteno命inochiはha繰kuりかえしrikaeshi
そしてsoshite生iかされてるkasareteru…
(Ah…)