手縫てぬいの浴衣ゆかた あん男ひとはおりゃ
夫婦めおとみたいと てれていた
ほおずきそえて 置おき手紙てがみ
「ろくでなしさ」と なぜ消きえた
好すいとるばい 好すいとるばい
ほくろにちりちり 親おや火び 盛火さかりび
好すいとるばい 好すいとるばい
螢ほたると添そい寝ねの 不知火ひの女おんな
松明たいまつかざす あらくれどもの
祭まつり太鼓だいこが 突つき刺ささる
くやしまぎれに 浜木綿はまゆうを
「あん男ひとばか」と踏ふんだけど
逢あいたかね 逢あいたかね
訪たずねてこいこい 飛火とびひ 流ながれ火び
逢あいたかね 逢あいたかね
命いのち火び 燃もえる 不知火ひの女おんな
好すいとるばい 好すいとるばい
素肌すはだを寄よせ合あう 合あわせ火び 離はなれ火び
好すいとるばい 好すいとるばい
あん男ひと呼よんでる 不知火ひの女おんな
手縫tenuいのino浴衣yukata あんan男hitoはおりゃhaorya
夫婦meotoみたいとmitaito てれていたtereteita
ほおずきそえてhoozukisoete 置oきki手紙tegami
「ろくでなしさrokudenashisa」とto なぜnaze消kiえたeta
好suいとるばいitorubai 好suいとるばいitorubai
ほくろにちりちりhokuronichirichiri 親oya火bi 盛火sakaribi
好suいとるばいitorubai 好suいとるばいitorubai
螢hotaruとto添soいi寝neのno 不知火hiのno女onna
松明taimatsuかざすkazasu あらくれどものarakuredomono
祭matsuりri太鼓daikoがga 突tsuきki刺saさるsaru
くやしまぎれにkuyashimagireni 浜木綿hamayuuをwo
「あんan男hitoばかbaka」とto踏fuんだけどndakedo
逢aいたかねitakane 逢aいたかねitakane
訪tazuねてこいこいnetekoikoi 飛火tobihi 流nagare火bi
逢aいたかねitakane 逢aいたかねitakane
命inochi火bi 燃moえるeru 不知火hiのno女onna
好suいとるばいitorubai 好suいとるばいitorubai
素肌suhadaをwo寄yoせse合aうu 合aわせwase火bi 離hanaれre火bi
好suいとるばいitorubai 好suいとるばいitorubai
あんan男hito呼yoんでるnderu 不知火hiのno女onna