シルエット 歌詞 八神純子 ふりがな付

雨あめにぬれた夜明よあけ前まえの車道しゃどう
遠とおくひびくように聞きこえるわ
仲間なかまたちと はしゃぐ あなた
楽たのしそうに 笑わらってる
窓まどに揺ゆれる あなたのシルエット
何度なんども振ふり返かえって遠とおざかる
送おくるよ と言いったあなたの
顔かおも見みないで歩あるき出だす

初はじめて愛あいした人ひとでもいつかは
心こころと心こころ すれ違ちがう
もう あなたに帰かえれないの
冷つめたい風かぜが私わたしを通とおり過すぎる

夜明よあけの街まち 潮騒しおさいのように
ゆらゆら遠とおく 輝かがやいてきれい
あなたはもう 眠ねむってる頃ころ
明あかりを消けして 夢ゆめの中なか

初はじめて愛あいした人ひとでもいつかは
思おもい出での中なかに消きえてゆく
もう あなたに帰かえれないの
白しろい朝あさが私わたしをつつむ

初はじめて愛あいした人ひとでもいつかは
心こころと心こころ すれ違ちがう
もう あなたに帰かえらないわ
白しろい朝あさにそっとささやく