口くちじゃ強つよがり 云いいながら
なんであいつを 思おもい出だす
雨あめが淋さびしい 裏町うらまちの
酒場さかばの隅すみで しみじみと
呑のんで酔よいたい…… ああしのび酒ざけ
そばにあいつが いるだけで
夢ゆめがあったよ あの頃ころは
狭せまいふたりの 部屋へやだけど
こころの花はなが 咲さいていた
想おもいめぐらす…… ああしのび酒ざけ
俺おれが芯しんから 惚ほれたのは
あいつだけだよ この今いまも
薄うすい縁えんの 幸しあわせと
諦あきらめながら 恋こいしさが
つのる夜更よふけの…… ああしのび酒ざけ
口kuchiじゃja強tsuyoがりgari 云iいながらinagara
なんであいつをnandeaitsuwo 思omoいi出daすsu
雨ameがga淋sabiしいshii 裏町uramachiのno
酒場sakabaのno隅sumiでde しみじみとshimijimito
呑noんでnde酔yoいたいitai…… ああしのびaashinobi酒zake
そばにあいつがsobaniaitsuga いるだけでirudakede
夢yumeがあったよgaattayo あのano頃koroはha
狭semaいふたりのifutarino 部屋heyaだけどdakedo
こころのkokorono花hanaがga 咲saいていたiteita
想omoいめぐらすimegurasu…… ああしのびaashinobi酒zake
俺oreがga芯shinからkara 惚hoれたのはretanoha
あいつだけだよaitsudakedayo このkono今imaもmo
薄usuいi縁enのno 幸shiawaせとseto
諦akiraめながらmenagara 恋koiしさがshisaga
つのるtsunoru夜更yofuけのkeno…… ああしのびaashinobi酒zake