羅針盤 歌詞 南佳孝 ふりがな付

熱あつい風かぜに胸むなさわぎ
お前まえをさらってく
時ときの小舟こぶねは今いま
南みなみへと漂泊ただよう

都会とかいは難波なんぱ船せん 心こころはぐれて
迷まよいながら生いきた 淋さびしい水夫すいふには
お前まえの瞳ひとみが
やさしい港みなとさ

ごらんよ羅針盤らしんばんが
未来みらいを指ゆびさしてる
七ななつの海うみを渡わたり
青あおい椰子やしの島しままで
もう離はなさない

熱あつい風かぜに胸むなさわぎ
お前まえを奪うばってく
哀かなしい海賊かいぞくに
微笑ほほえみ投なげてくれ

人生じんせいはハリケーン 凍こごえた肩かたを
柔やわらかな両手りょうてで 暖あたためてくれたよ
お前まえを抱だきたい
渚なぎさの浅瀬あさせで

ごらんよ 羅針盤らしんばん
未来みらいを指ゆびさしてる
見みえない宝島たからじまの
地図ちずを探さがすようだね
もう迷まよわない

熱あつい風かぜに胸むなさわぎ
舵かじは波なみまかせ
春はるの岬みさきをめぐろ
夏なつの岸辺きしべまで