わたしは人魚にんぎょに生うまれて 人目ひとめをさけて育そだった
嵐あらしの夜よるの海原うなばらで 溺おぼれた彼かれと出会であう
荒あれ狂くるう波なみを掻かきわけて 肌はだにさわったとき
冷つめたい血ちがざわめいた さようならさようなら
七ななつの海うみはもう 静しずかに靡なびいた
わたし真珠しんじゅの涙なみだを 月つきに食たべられたの
ふたりは夕凪ゆうなぎのとりこ 輝かがやく波なみにあそばれて
世界せかいの恋人こいびとたちと おんなじ色いろに染そまった
海うみの神様かみさまに隠かくれて 透すきとおる誘惑ゆうわく
いちどきりのキスをした さようならさようなら
七ななつの海うみはもう 静しずかに靡なびいた
わたしあなたの命いのちを 胸むねにのみこんだの
さようなら海うみ じゃあね
わたしはwatashiha人魚ningyoにni生uまれてmarete 人目hitomeをさけてwosakete育sodaったtta
嵐arashiのno夜yoruのno海原unabaraでde 溺oboれたreta彼kareとto出会deaうu
荒aれre狂kuruうu波namiをwo掻kaきわけてkiwakete 肌hadaにさわったときnisawattatoki
冷tsumeたいtai血chiがざわめいたgazawameita さようならさようならsayounarasayounara
七nanaつのtsuno海umiはもうhamou 静shizuかにkani靡nabiいたita
わたしwatashi真珠shinjuのno涙namidaをwo 月tsukiにni食taべられたのberaretano
ふたりはfutariha夕凪yuunagiのとりこnotoriko 輝kagayaくku波namiにあそばれてniasobarete
世界sekaiのno恋人koibitoたちとtachito おんなじonnaji色iroにni染soまったmatta
海umiのno神様kamisamaにni隠kakuれてrete 透suきとおるkitooru誘惑yuuwaku
いちどきりのichidokirinoキスkisuをしたwoshita さようならさようならsayounarasayounara
七nanaつのtsuno海umiはもうhamou 静shizuかにkani靡nabiいたita
わたしあなたのwatashianatano命inochiをwo 胸muneにのみこんだのninomikondano
さようならsayounara海umi じゃあねjaane