天使と悪魔 歌詞 吉田山田 ふりがな付

キミと出逢であって 悪魔あくまになった
ボクは心こころ 失なくしてしまった
追おいかけても 追おいかけても
けして掴つかめないアゲハ蝶ちょう
いっそ花はなになろうか

「キミが選えらんだ人ひとなら きっと幸しあわせにしてくれるよ」
ずっとそばに ボクのそばに
「哀かなしい時ときはいつだって また電話でんわしてくれていいんだよ」
目眩めまいがしそうなジェラシー

どれほどに 願ねがっても 結むすばれないなら
想おもい出でも 優やさしさも 胸むねを裂さく マボロシ
壊こわしたくなる衝動しょうどう

キミが笑わらって 悪魔あくまが泣ないた
天使てんしの声こえに耳みみを塞ふさいだ
追おいかけても 追おいかけても
けして掴つかめないアゲハ蝶ちょう
いっそ花はなになろうか
愛いとしい花はなになろうか

「好すきだけじゃダメさ きっと傷きずつくだけだよ」
よくわかるよ ボクもわかるよ
「そこで少すこし待まっていて 今いますぐ会あいに行いくから」
愛あいしてしまった痛いたみを

キミはもう気付きづいてる 優やさしさという罠わな
蜘蛛くもの巣すに飛とび込こんだ 美うつくしいアゲハ蝶ちょう
甘あまく誘さそう同情どうじょう

キミと出逢であって 悪魔あくまになった
ボクは心こころ 失なくしたスパイダー
もがいても もがいても
けして逃にげてしまわぬように
その羽はねを奪うばって
いっそ食たべてしまおうか

キミが笑わらって 悪魔あくまになった
ボクは心こころ 失なくしてしまった
ただそれでも ただそれでも
けした掴つかめないアゲハのように騙だまして

キミと出逢であって 悪魔あくまになった
天使てんしの声こえはもう届とどかない
追おいかけても 追おいかけても
けして掴つかめないアゲハ蝶ちょう
いっそ花はなになろうか
愛かなしい花ばなになろうか