貧乏 歌詞 吉田山田 ふりがな付

お金かねはとっても大事だいじだけど
贅沢ぜいたく三昧ざんまいには興味きょうみが無ない
風呂ふろ無なし共同きょうどうトイレ育そだち
初はじめから無なければ不自由ふじゆうは無ない

小ちいさな布団ふとんに並ならんで眠ねむった
冬ふゆでも暑あつくて汗あせかき嫌いやになった
逃にげ場ばの無ないこの小ちいさな部屋へやで
おならが臭くさくて笑わらいあった

貧乏びんぼうってなんだって考かんがえてみる
まわりの家いえとは少すこし違ちがってたけど
ちょっとした事ことがありがたいなって
あなたがくれたものは心こころでした

お金かねはとっても大事だいじだけど
なんでもないことが楽たのしかった
商店街しょうてんがいにいたニワトリに
こっそりと名前なまえをつけ遊あそんだ

今いまはちょっとだけ余裕よゆうもあるから
少すこしくらいは贅沢ぜいたくしてくれよ
なにいってんのよアンタがいれば
それで十分じゅうぶんと笑わらい飛とばした

辛抱しんぼうってなんだって考かんがえてみる
思おもい出では大抵たいてい賑にぎやかで楽たのしかった
もしかして笑顔えがおのその裏側うらがわで
誰だれにも内緒ないしょで悩なやんでいたのかもな

いつだって今いまが幸しあわせだって
あなたは笑わらっている

貧乏びんぼうでよかったってそう思おもえる
悔くやしさも当然とうぜん混まざっているんだけど
ちょっとした事ことがありがたいなって
あなたがくれたものは心こころでした