葉子ようこが生うまれ育そだった町まち
海辺うみべの町まちを訪たずねてきた
仕事しごとで近ちかくに来きて
そばまで来きたついでに
立たち寄よってみただけ
若わかい日ひの僕ぼくが愛あいした君きみ
さみしい時ときの くちぐせだよ
海辺うみべに 帰かえりたいわ
あなたと暮くらしたいわ
そんな事こと言いってた
流ながれてゆくことが
生いきてくことなのだろうか
いつの間まに過すぎ去さった日ひよ
小ちいさな 船ふねが出でて行いく
葉子ようこが 良よく話はなした
静しずかな暮くらしだ
あんなに誘さそわれて
どうして来こなかったのか
忘わすれものみたいだ
葉子ようこが生うまれ育そだった町まち
渚なぎさの波なみが 白しろくまぶしい
一人ひとりの旅人たびびとなら
帰かえろう 自分じぶんの町まち
さみしさかくして
帰かえらぬ時ときはなぜに
心こころをゆするのだろう
葉子youkoがga生uまれmare育sodaったtta町machi
海辺umibeのno町machiをwo訪tazuねてきたnetekita
仕事shigotoでde近chikaくにkuni来kiてte
そばまでsobamade来kiたついでにtatsuideni
立taちchi寄yoってみただけttemitadake
若wakaいi日hiのno僕bokuがga愛aiしたshita君kimi
さみしいsamishii時tokiのno くちぐせだよkuchigusedayo
海辺umibeにni 帰kaeりたいわritaiwa
あなたとanatato暮kuらしたいわrashitaiwa
そんなsonna事koto言iってたtteta
流nagaれてゆくことがreteyukukotoga
生iきてくことなのだろうかkitekukotonanodarouka
いつのitsuno間maにni過suぎgi去saったtta日hiよyo
小chiiさなsana 船funeがga出deてte行iくku
葉子youkoがga 良yoくku話hanaしたshita
静shizuかなkana暮kuらしだrashida
あんなにannani誘sasoわれてwarete
どうしてdoushite来koなかったのかnakattanoka
忘wasuれものみたいだremonomitaida
葉子youkoがga生uまれmare育sodaったtta町machi
渚nagisaのno波namiがga 白shiroくまぶしいkumabushii
一人hitoriのno旅人tabibitoならnara
帰kaeろうrou 自分jibunのno町machi
さみしさかくしてsamishisakakushite
帰kaeらぬranu時tokiはなぜにhanazeni
心kokoroをゆするのだろうwoyusurunodarou