ベランダの
向むこう側がわ
溶とけてゆく
ビルの影かげ
白しろく消きえそうな 街まちあかり
ゆっくり夜よが明あける
ひとりきり
飛とび出だした
日ひが射さす部屋へや
思おもい出だす
ふたりを探さがすの 胸むねのなか
寄より添そったふたりを
あの日ひ
なにも分わかってくれないと
責せめたまま
愛あいを失なくした
それきり二度にどと
戻もどらぬ日々ひびは幻まぼろし
ひとりきり
生いきてると
あの頃ころは
思おもってた
あなたのやさしさ 見みえないまま
愛あいを求もとめていた
ごめんね
何度なんども
夢ゆめでおとずれる
遠とおいあの夏なつの朝あさ
今度こんどはきっと
見失みうしなわない
穏おだやかな日ひの
まぶしい
横顔よこがお
ひとりだと
見みえてくる
あの日々ひびは
そのままの
私わたしでいられた いつだって
そばにいてくれてた
そしてあの日々ひびの
木漏こもれ日びに
いま支ささえられてる
ありがとう
ベランダberandaのno
向muこうkou側gawa
溶toけてゆくketeyuku
ビルbiruのno影kage
白shiroくku消kiえそうなesouna 街machiあかりakari
ゆっくりyukkuri夜yoがga明aけるkeru
ひとりきりhitorikiri
飛toびbi出daしたshita
日hiがga射saすsu部屋heya
思omoいi出daすsu
ふたりをfutariwo探sagaすのsuno 胸muneのなかnonaka
寄yoりri添soったふたりをttafutariwo
あのano日hi
なにもnanimo分waかってくれないとkattekurenaito
責seめたままmetamama
愛aiをwo失naくしたkushita
それきりsorekiri二度nidoとto
戻modoらぬranu日々hibiはha幻maboroshi
ひとりきりhitorikiri
生iきてるとkiteruto
あのano頃koroはha
思omoってたtteta
あなたのやさしさanatanoyasashisa 見miえないままenaimama
愛aiをwo求motoめていたmeteita
ごめんねgomenne
何度nandoもmo
夢yumeでおとずれるdeotozureru
遠tooいあのiano夏natsuのno朝asa
今度kondoはきっとhakitto
見失miushinaわないwanai
穏odaやかなyakana日hiのno
まぶしいmabushii
横顔yokogao
ひとりだとhitoridato
見miえてくるetekuru
あのano日々hibiはha
そのままのsonomamano
私watashiでいられたdeirareta いつだってitsudatte
そばにいてくれてたsobaniitekureteta
そしてあのsoshiteano日々hibiのno
木漏komoれre日biにni
いまima支sasaえられてるerareteru
ありがとうarigatou