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「学校の先生」の歌詞 坂上二郎

2011/6/29 リリース
作詞
山上路夫
作曲
大川光久
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みなさん、このたびこのクラスをうけもつことに
なりました坂上さかがみです。仲良なかよくやりましょう……。

ちいさなまち中学校ちゅうがっこう
はじめてたのは はるのこと
あれからいくたび 校庭こうてい
さくらはないたろう
おしえた子供こどもかぞれない

安江やすえは、生徒せいと会費かいひもなかなかはらえない
まずしいいえ子供こどもでした。
あき遠足えんそくときでしたが、わたし安江やすえのために
菓子かしすこっていったことがあります。
彼女かのじょはお菓子かしふくろってにいっぱいのなみだ
ためておりました。いまもわすれておりません。
しかしいま元気げんき工場こうじょうにつとめよる定時制ていじせい高校こうこうかよって
いる安江やすえきていることはたのしい」と
このあいだ彼女かのじょ手紙てがみいてありました。

まれたときだれでもおな
はだか産声うぶごえ あげるのに
子供こどもときから それぞれに
ちがったみちあるきだす
わたしちからじゃ どうにもできない

孝夫たかお非行少年ひこうしょうねんでした。
わる仲間なかまって 学校がっこうにも
なかなかませんでした。
わたし何度なんど説教せっきょうしましたが
くようなじゃありません。
ところがある かれ何人なんにんかの少年しょうねんにかこまれて
喧嘩けんかしているところに出合であいました。
わたし孝夫たかおをかばいましたが、
映画えいがのようにかっこよくはいきません。たちまち少年しょうねんたちに、
なぐられたりけられたりして、わたしはのびてしまいました。
先生せんせい、あんまりかっこつけるんじゃねぇよ」
孝夫たかおはそうってわたしかたをかしながら
いえまでおくってくれました。
それからです。孝夫たかお仲良なかよくなったのは。
いまでも時々ときどきいえあそびにます。
運送うんそう会社がいしゃにつとめているそうです。

ちいさなまち中学校ちゅうがっこう
いつしか月日つきひながれゆく
今年ことしちかづく そつぎょう
ほたるひかりおくられて
巣立すだってゆくだろ おしたちが

洋子ひろこという大変たいへんあたまでしたがはやにました。
結婚けっこんをしてわかれたもいます。酒場さかばづとめをしている
もいます。大学だいがく受験じゅけん三回さんかい失敗しっぱいしたもいます。
どうもしあわせなより不幸ふしあわせほうが、
よくおぼえているようです。
かんがえてみると、人間にんげんていうやつは、だれだっておおかれすくなかれ
不幸ふこう背負せおってきているようです。
より明日あしたねがって一生懸命いっしょうけんめいきているもののようです。
みんなけるなよ、みんなけるなよ……と、
わたしはそっとつぶやくだけです。