あの日ひと同おなじ 便箋びんせんに
右みぎ上のぼりの文字もじが
立たち上のぼりながら
思おもい出でを 登のぼるように並ならぶ
障子しょうじ越ごしに 聞きこえる
雪ゆきが風かぜに流ながれて
忘わすれられぬ思おもいが
この胸むねに積つもる
遠とおい北きたのはずれで
手紙てがみを書かけば ああ 涙なみだで乾かわかない
北きたのはずれで 手紙てがみを書かけば
愛あいが…愛あいが凍こごえる
あの日ひの心こころに封ふうをして
忘却ぼうきゃくに流ながせば
瞳ひとみの岸辺きしべに流氷りゅうひょうが
軋きしむように泣ないた
地図ちずにさえも載のらない
錆さびた駅えきのホームに
道案内みちあんない残のこして この胸むねを辿たどる
白しろい北きたの岬みさきに一人ひとり佇たたずみ
ああ 海鳴うみなり聞ききながら
北きたの岬みさきに一人ひとり佇たたずみ
涙なみだ…涙なみだ 凍こごえる
そして消印けしいんのない旅たびに
あの日ひから戻もどれない
恋こいの行方ゆくえ
遠とおい北きたのはずれで
手紙てがみを書かけば ああ 涙なみだで乾かわかない
北きたのはずれで 手紙てがみを書かけば
愛あいが…愛あいが凍こごえる
あのano日hiとto同onaじji 便箋binsenにni
右migi上noboりのrino文字mojiがga
立taちchi上noboりながらrinagara
思omoいi出deをwo 登noboるようにruyouni並naraぶbu
障子syouji越goしにshini 聞kiこえるkoeru
雪yukiがga風kazeにni流nagaれてrete
忘wasuれられぬrerarenu思omoいがiga
このkono胸muneにni積tsumoるru
遠tooいi北kitaのはずれでnohazurede
手紙tegamiをwo書kaけばkeba ああaa 涙namidaでde乾kawaかないkanai
北kitaのはずれでnohazurede 手紙tegamiをwo書kaけばkeba
愛aiがga…愛aiがga凍kogoえるeru
あのano日hiのno心kokoroにni封fuuをしてwoshite
忘却boukyakuにni流nagaせばseba
瞳hitomiのno岸辺kishibeにni流氷ryuuhyouがga
軋kishiむようにmuyouni泣naいたita
地図chizuにさえもnisaemo載noらないranai
錆saびたbita駅ekiのnoホhoームmuにni
道案内michiannai残nokoしてshite このkono胸muneをwo辿tadoるru
白shiroいi北kitaのno岬misakiにni一人hitori佇tatazuみmi
ああaa 海鳴uminaりri聞kiきながらkinagara
北kitaのno岬misakiにni一人hitori佇tatazuみmi
涙namida…涙namida 凍kogoえるeru
そしてsoshite消印keshiinのないnonai旅tabiにni
あのano日hiからkara戻modoれないrenai
恋koiのno行方yukue
遠tooいi北kitaのはずれでnohazurede
手紙tegamiをwo書kaけばkeba ああaa 涙namidaでde乾kawaかないkanai
北kitaのはずれでnohazurede 手紙tegamiをwo書kaけばkeba
愛aiがga…愛aiがga凍kogoえるeru