桔梗ききょうの蕾つぼみが綻ほころぶ頃ころ
あなたと花野はなの歩あるいていた
吹ふき抜ぬける風かぜは色いろづいて
七草ななくさの詩しをしたためる
太陽たいようが暮くれて こぼれる涙なみだ
月明つきあかり照てらすは 萩はぎの白露しらつゆ
溢あふれ溢あふれて 想おもいは海うみへ
流ながれ流ながれて あなたのもとへ
巡めぐり巡めぐりて 届とどけておくれ
歌うたば歌うたゆん 我わがきゃ加那かなへ
貴方あなたが残のこした藤袴ふじばかまの
香かおりを纏まとって眠ねむりにつく
夢ゆめに誘さそわれ見みた蝶ちょうは
撫子なでしこの如ごとく可憐かれんに舞まう
思おもい草ぐさは咲さき乱みだれて
月明つきあかりを浴あび 薄すすきは伸のびゆく
溢あふれ溢あふれて 想おもいは海うみへ
流ながれ流ながれて あなたのもとへ
巡めぐり巡めぐりて 届とどけておくれ
歌うたば歌うたゆん 我わがきゃ加那かなへ
葛かつらの花はなは色いろ、移うつろい
この美うつくしい季節きせつも 移うつろいゆく
溢あふれ溢あふれて 想おもいは海うみへ
流ながれ流ながれて あなたのもとへ
巡めぐり巡めぐりて 届とどけておくれ
歌うたば歌うたゆん 我わがきゃ加那かなへ
愛いとしき人ひとよ いつまでも
桔梗kikyouのno蕾tsubomiがga綻hokoroぶbu頃koro
あなたとanatato花野hanano歩aruいていたiteita
吹fuきki抜nuけるkeru風kazeはha色iroづいてduite
七草nanakusaのno詩shiをしたためるwoshitatameru
太陽taiyouがga暮kuれてrete こぼれるkoboreru涙namida
月明tsukiaかりkari照teらすはrasuha 萩hagiのno白露shiratsuyu
溢afuれre溢afuれてrete 想omoいはiha海umiへhe
流nagaれre流nagaれてrete あなたのもとへanatanomotohe
巡meguりri巡meguりてrite 届todoけておくれketeokure
歌utaばba歌utaゆんyun 我wagaきゃkya加那kanaへhe
貴方anataがga残nokoしたshita藤袴fujibakamaのno
香kaoりをriwo纏matoってtte眠nemuりにつくrinitsuku
夢yumeにni誘sasoわれware見miたta蝶chouはha
撫子nadeshikoのno如gotoくku可憐karenにni舞maうu
思omoいi草gusaはha咲saきki乱midaれてrete
月明tsukiaかりをkariwo浴aびbi 薄susukiはha伸noびゆくbiyuku
溢afuれre溢afuれてrete 想omoいはiha海umiへhe
流nagaれre流nagaれてrete あなたのもとへanatanomotohe
巡meguりri巡meguりてrite 届todoけておくれketeokure
歌utaばba歌utaゆんyun 我wagaきゃkya加那kanaへhe
葛katsuraのno花hanaはha色iro、移utsuろいroi
このkono美utsukuしいshii季節kisetsuもmo 移utsuろいゆくroiyuku
溢afuれre溢afuれてrete 想omoいはiha海umiへhe
流nagaれre流nagaれてrete あなたのもとへanatanomotohe
巡meguりri巡meguりてrite 届todoけておくれketeokure
歌utaばba歌utaゆんyun 我wagaきゃkya加那kanaへhe
愛itoしきshiki人hitoよyo いつまでもitsumademo