見上みあげる星ほしの海うみ 寄より添そう ような女波みなみ
夢ゆめの 始はじまる場所ばしょ 霧きりの光ひかり 注そそぐ夜よる
君きみと紡つむぐ 時間ときの糸いとならば
優やさしい恋こい 結むすぶのでしょうか
榕樹ガジュマルに抱だかれて
静しずけさが一片ひとひら
君きみが触ふれる ぬくもり 瞳ひとみ閉とじて
巡めぐりくる 銀ぎんの波なみの中なかで
ふたり ゆらり 揺ゆられながら
嗚呼ああ 果はてなく 君きみを愛いとしく 思おもう
十六夜いざよい、月つきの下したで。
馳はせる 想おもい遥はるか 重かさなり 合あう言ことノ葉は
胸むねに 宿やどる静寂しずか ココロ莟つぼみ 開ひらかせる
砂すなに続つづく ふたつ足跡あしあとは
古いにしえから 伝つたう軌跡きせきのよう
口唇くちびるにこぼれる やわらかな恋唄こいうた
今いまも傍そばで微笑ほほえむ 大事だいじな人ひと
ただ君きみの 名前なまえを呼よぶだけで
じわり 泪なみだが解ほどけゆく
嗚呼ああ 信しんじる強つよさ教おしえて くれる
十六夜いざよい、恋こいの雫しずく。
密ひそやかな凪なぎのように ふたりの中なかに育はぐくむ
その気持きもちの ひとつひとつが宝物たからもの
巡めぐりくる 銀ぎんの波なみの中なかで
ふたり ゆらり 揺ゆられながら
嗚呼ああ 果はてなく 君きみを愛いとしく 思おもう
十六夜いざよい、月つきの下したで。
見上miaげるgeru星hoshiのno海umi 寄yoりri添soうu ようなyouna女波minami
夢yumeのno 始hajiまるmaru場所basyo 霧kiriのno光hikari 注sosoぐgu夜yoru
君kimiとto紡tsumuぐgu 時間tokiのno糸itoならばnaraba
優yasaしいshii恋koi 結musuぶのでしょうかbunodesyouka
榕樹gajumaruにni抱daかれてkarete
静shizuけさがkesaga一片hitohira
君kimiがga触fuれるreru ぬくもりnukumori 瞳hitomi閉toじてjite
巡meguりくるrikuru 銀ginのno波namiのno中nakaでde
ふたりfutari ゆらりyurari 揺yuられながらrarenagara
嗚呼aa 果haてなくtenaku 君kimiをwo愛itoしくshiku 思omoうu
十六夜izayoi、月tsukiのno下shitaでde。
馳haせるseru 想omoいi遥haruかka 重kasaなりnari 合aうu言kotoノno葉ha
胸muneにni 宿yadoるru静寂shizuka ココロkokoro莟tsubomi 開hiraかせるkaseru
砂sunaにni続tsuduくku ふたつfutatsu足跡ashiatoはha
古inishieからkara 伝tsutaうu軌跡kisekiのようnoyou
口唇kuchibiruにこぼれるnikoboreru やわらかなyawarakana恋唄koiuta
今imaもmo傍sobaでde微笑hohoeむmu 大事daijiなna人hito
ただtada君kimiのno 名前namaeをwo呼yoぶだけでbudakede
じわりjiwari 泪namidaがga解hodoけゆくkeyuku
嗚呼aa 信shinじるjiru強tsuyoさsa教oshiえてete くれるkureru
十六夜izayoi、恋koiのno雫shizuku。
密hisoやかなyakana凪nagiのようにnoyouni ふたりのfutarino中nakaにni育hagukuむmu
そのsono気持kimoちのchino ひとつひとつがhitotsuhitotsuga宝物takaramono
巡meguりくるrikuru 銀ginのno波namiのno中nakaでde
ふたりfutari ゆらりyurari 揺yuられながらrarenagara
嗚呼aa 果haてなくtenaku 君kimiをwo愛itoしくshiku 思omoうu
十六夜izayoi、月tsukiのno下shitaでde。