バンナ岳だけは 若わか葉ばの頃ころで
季き節せつはぐれたセミの声こえ
風かぜにゆれて差さす木こ洩もれ陽びが
あなたのように暖あたたかく
見み下おろせばあなたと
暮くらした海うみは青あおく
さよなら また会あう日ひまで
思おもい出で 抱かかえて登のぼり道みち
若わかい頃ころは苦く労ろうばかりと
笑わらってなでた大おおきな手て
人ひとに知しれず咲さく聖せい紫し花かに
あなたの姿すがた重かさねてた
花はなびらの雫しずくが
あなたの汗あせに見みえた
さよなら また会あう日ひまで
曲まがりくねった登のぼり道みち
明日あしたは戻もどるけど
海うみの見みえない街まちへ
さよなら また会あう日ひまで
今日きょうはゆっくりと登のぼり道みち
じいちゃんが歩あるいた登のぼり道みち
バンナbanna岳dakeはha 若waka葉baのno頃koroでde
季ki節setsuはぐれたhaguretaセミsemiのno声koe
風kazeにゆれてniyurete差saすsu木ko洩moれre陽biがga
あなたのようにanatanoyouni暖atataかくkaku
見mi下oろせばあなたとrosebaanatato
暮kuらしたrashita海umiはha青aoくku
さよならsayonara またmata会aうu日hiまでmade
思omoいi出de 抱kakaえてete登noboりri道michi
若wakaいi頃koroはha苦ku労rouばかりとbakarito
笑waraってなでたttenadeta大ooきなkina手te
人hitoにni知shiれずrezu咲saくku聖sei紫shi花kaにni
あなたのanatano姿sugata重kasaねてたneteta
花hanaびらのbirano雫shizukuがga
あなたのanatano汗aseにni見miえたeta
さよならsayonara またmata会aうu日hiまでmade
曲maがりくねったgarikunetta登noboりri道michi
明日ashitaはha戻modoるけどrukedo
海umiのno見miえないenai街machiへhe
さよならsayonara またmata会aうu日hiまでmade
今日kyouはゆっくりとhayukkurito登noboりri道michi
じいちゃんがjiichanga歩aruいたita登noboりri道michi