何が悪い 歌詞 大森靖子 ふりがな付

私わたしが私わたししかいないこと 世界せかいが私わたしをいじめるから
殺ころされる前まえに連つれ出だして 私わたしが私わたしを守まもってあげる
春はるが嫌きらい 夏なつも嫌きらい 秋あきも冬ふゆも大嫌だいきらい
全すべて季節きせつのせいさ

あなたがあなたしかいないこと 私わたしが生いきのばした理由りゆうさ
あなたをそのままぶち込こんで 歌うたうから 信しんじて 一緒いっしょに
堕おちてみよう 手てなんか振ふりかざさなくていいから あなたの孤独こどくのままで

この一秒いちびょうがダメだと今いままでの一万いちまん秒びょうが幸しあわせでも意味いみがなく
潰つぶれてしまうほど人ひとは弱よわい
救すくわれたい 救すくわれたい 救すくわれたいから救すくいたい

何なにが悪わるい 何なにが悪わるい 何なにが悪わるい

どうでもいいやつの一言ひとことで どうしようもなくなる
他人事ひとごとだと スルーすればいいとかうるさいな
傷きずついたのはだってリアルだろ

雨あめが嫌きらい 雪ゆきが嫌きらい 気圧きあつが低ひくいから今日きょうは寝ねてたいだけさ

もっと不幸ふこうな人ひとがいるとかで かなしむことすら自由じゆうにできないのなら
全すべての糸いとを切断せつだんしてもいい
絶望ぜつぼうだ 絶望ぜつぼうだ 絶望ぜつぼうだから希望きぼうだ

何なにが悪わるい 何なにが悪わるい 何なにが悪わるい