恋知こいしり染ぞめし 黒髪くろかみの
甘あまき香かおりも やるせなく
母ははにも言いえず しぐれる胸むねを
つつみ隠かくした 制服せいふくの
乙女おとめなつかし 操みさお橋ばし
愛あいする人ひとに 出逢であうまで
守まもり通とおして 来きたものを
ささげし君きみも 戦争いくさに散ちって
二度にどと帰かえらぬ ふるさとの
秋あきがまた行いく 操みさお橋ばし
雪ゆきの日ひばかり 続つづかない
何なにがあろうと 耐たえ抜ぬいて
愛あいの強つよさを 示しめして欲ほしい
それが女おんなの 誇ほこりよと
言いっているよな 操みさお橋ばし
恋知koishiりri染zoめしmeshi 黒髪kurokamiのno
甘amaきki香kaoりもrimo やるせなくyarusenaku
母hahaにもnimo言iえずezu しぐれるshigureru胸muneをwo
つつみtsutsumi隠kakuしたshita 制服seifukuのno
乙女otomeなつかしnatsukashi 操misao橋bashi
愛aiするsuru人hitoにni 出逢deaうまでumade
守mamoりri通tooしてshite 来kiたものをtamonowo
ささげしsasageshi君kimiもmo 戦争ikusaにni散chiってtte
二度nidoとto帰kaeらぬranu ふるさとのfurusatono
秋akiがまたgamata行iくku 操misao橋bashi
雪yukiのno日hiばかりbakari 続tsuduかないkanai
何naniがあろうとgaarouto 耐taえe抜nuいてite
愛aiのno強tsuyoさをsawo 示shimeしてshite欲hoしいshii
それがsorega女onnaのno 誇hokoりよとriyoto
言iっているよなtteiruyona 操misao橋bashi