ベロアの秘密 歌詞 太田裕美 ふりがな付

夢ゆめの扉とびら開ひらけて 長ながい橋はしを渡わたり
逢あいにゆくわね 裸足はだしのままで

籠かごに入いれられた 小鳥ことりのように
待まつだけの日々ひびは もう、おしまいにして!

叱しからないで、きっと 戸惑とまどいのままでも
ベロアのような ぬくもりで抱だいて

月つきのせいじゃなくて 星ほしのせいでもない
夜よるはまだまだ 正体しょうたい隠かくす

かすかに震ふるえた こころの糸いとを
ひそかに紡つむいで 秘密ひみつをつくりましょ!

壊こわさないで、そっと つかのまのときめき
ガラスのような はかなさで抱だいて

時ときは静しずかに 闇夜やみよに溶とける
薬指くすりゆびに 光ひかる指輪ゆびわ はずして

かすかに震ふるえた こころの糸いとを
ひそかに紡つむいで 秘密ひみつを作つくりましょ!

月つきのせいじゃなくて 星ほしのせいでもない
夜よるはこれから 正体しょうたい明あかす

夢ゆめの扉とびら開ひらけて 長ながい橋はしを渡わたり
逢あいにゆくわね 裸足はだしのままで