風かぜが流ながれ 歌うたう 風鈴ふうりんに
束たばねた髪かみと 浮うかれた 心こころ揺ゆらす
夕暮ゆうぐれ 下駄げた鳴ならし 歩あるく 灯あかり 灯ともる細道ほそみち
階段かいだんを登のぼった先さきに手てを振ふる貴方あなた
「ほらよく似合にあう」 おどけたお面めん
無邪気むじゃきな声こえで笑わらう
はぐれぬように 掴つかもうとした
袖そでが遠とおくて
舞まい上あがる 一夏ひとなつの花弁かべんの夜よる
叶かなわぬ恋こいに よく似にた
貴方あなたが微笑ほほえむその横顔よこがおを
あと何度なんど見上みあげるだろう
きっと 振ふり向むく事ことなき恋こいならば
ただ側そばで 夢ゆめでいい
今いまは空そらに託たくして
儚はかなく燃もえ 消きえた 花はなは跡あとすら残のこさず
階段かいだんを降おりたら 私わたしの夏なつは終おわる
伝つたえる言葉ことばは出でてこない
貴方あなたも何なにも言いわず
「もう少すこしだけ」呼よび止とめて欲ほしい
袖そでは遠とおくて
これで何度目なんどめの夏なつでしょうか
淡あわい恋こいは淡あわいまま
貴方あなたが私わたしに向むける笑顔えがおを
想おもいが壊こわすのならば
ひらひらと 空そらに散ちる花弁かべんの様よう
儚はかなき恋こいはどこへ
舞まい上あがれ 一夏ひとなつの花弁かべんの夜よる
叶かなわぬ恋こいに よく似にた
貴方あなたが微笑ほほえむその横顔よこがおを
あと何度なんど見上みあげるだろう
きっと 振ふり向むく事ことなき恋こいならば
ただ側そばで 夢ゆめでいい
いつか空そらに咲さくまで
風kazeがga流nagaれre 歌utaうu 風鈴fuurinにni
束tabaねたneta髪kamiとto 浮uかれたkareta 心kokoro揺yuらすrasu
夕暮yuuguれre 下駄geta鳴naらしrashi 歩aruくku 灯akari 灯tomoるru細道hosomichi
階段kaidanをwo登noboったtta先sakiにni手teをwo振fuるru貴方anata
「ほらよくhorayoku似合niaうu」 おどけたおodoketao面men
無邪気mujakiなna声koeでde笑waraうu
はぐれぬようにhagurenuyouni 掴tsukaもうとしたmoutoshita
袖sodeがga遠tooくてkute
舞maいi上aがるgaru 一夏hitonatsuのno花弁kabenのno夜yoru
叶kanaわぬwanu恋koiにni よくyoku似niたta
貴方anataがga微笑hohoeむそのmusono横顔yokogaoをwo
あとato何度nando見上miaげるだろうgerudarou
きっとkitto 振fuりri向muくku事kotoなきnaki恋koiならばnaraba
ただtada側sobaでde 夢yumeでいいdeii
今imaはha空soraにni託takuしてshite
儚hakanaくku燃moえe 消kiえたeta 花hanaはha跡atoすらsura残nokoさずsazu
階段kaidanをwo降oりたらritara 私watashiのno夏natsuはha終oわるwaru
伝tsutaえるeru言葉kotobaはha出deてこないtekonai
貴方anataもmo何naniもmo言iわずwazu
「もうmou少sukoしだけshidake」呼yoびbi止toめてmete欲hoしいshii
袖sodeはha遠tooくてkute
これでkorede何度目nandomeのno夏natsuでしょうかdesyouka
淡awaいi恋koiはha淡awaいままimama
貴方anataがga私watashiにni向muけるkeru笑顔egaoをwo
想omoいがiga壊kowaすのならばsunonaraba
ひらひらとhirahirato 空soraにni散chiるru花弁kabenのno様you
儚hakanaきki恋koiはどこへhadokohe
舞maいi上aがれgare 一夏hitonatsuのno花弁kabenのno夜yoru
叶kanaわぬwanu恋koiにni よくyoku似niたta
貴方anataがga微笑hohoeむそのmusono横顔yokogaoをwo
あとato何度nando見上miaげるだろうgerudarou
きっとkitto 振fuりri向muくku事kotoなきnaki恋koiならばnaraba
ただtada側sobaでde 夢yumeでいいdeii
いつかitsuka空soraにni咲saくまでkumade