blue moon 歌詞 寺島拓篤 ふりがな付

遠とおく 風かぜが雨雲あまぐもを呼よんでる あの日ひの気持きもち 隠かくしてゆく
濡ぬれた石畳いしだたみの舞台ぶたいの上うえで 調子外ちょうしはずれのワルツ踊おどる

昨日きのうの涙なみだの跡あとを消けして 優やさしい青あおがたゆたう街まちで 夢ゆめを見みるの

風景ふうけいに溶とけだした思おもい出でが どうしてもあなたの影かげちらつかせる
「好すきだよ」なんて言いわなくて 「愛あいしてる」なんて知しらなくて
もう一度いちどあの日ひに戻もどれるなら 傷きずついたあなたに気きづけるかな?
つないだ手ての温ぬくもり 忘わすれないから… 夢ゆめの中なかへ

沈しずむ夕日ゆうひに雨あめが色いろづいて ステージライトのような空そら

未来みらいへ道みちは続つづいてるけど 二人ふたりで歩あるく道みちはどこにも見当みあたらない

もう今いまは届とどかない言葉ことば ユラユラと 行いき場ばを探さがす

涙なみだが奏かなでるギターの音おと 合あわせて 今日きょうも孤独こどくな夢ゆめで また踊おどるの

透明とうめいに晴はれ渡わたった夜空よぞらに 青あおい月つきの光ひかり射さし込こむ
あなたが選えらんだ未来みらい 私わたしが求もとめる過去かこ
どんなに探さがしたって見みつからない 月つきに祈いのったって叶かなわない
あなたの愛あいから離はなれられないよ

今いまでも まだ この想おもい 胸むねの中なかで強つよく輝かがやき続つづけてる

降ふり出だした星ほしの雨あめに包つつまれ 鳴なり出だした星ほしの音おとに包つつまれ
星座せいざのように 星ほしを結むすぶように また踊おどるの