真冬まふゆの海うみに 君きみを誘さそう
君きみは黙だまって 車くるまに乗のる
別わかれの言葉ことばを ふたりのうちの
どちらかが 言いい出だそうとしてる
時ときがこんなに ゆっくり流ながれてゆくなんて
ふたり 言葉ことばを 交かわさない
何なにも 何なにも 何なにも
君きみの声こえが かすかに震ふるえて
「このままじゃ ふたり駄目だめになる」
見みなれた街まちが 静しずかに眠ねむる
都会とかいの夜よるが 更ふけてゆく
すべてのことが ただの思おもい出でになってしまう
ふたり言葉ことばを 交かわさない
何なにも 何なにも 何なにも
ふたり 言葉ことばを 交かわさないでいる
今いまは 今いまは 今いまは
誰だれれもいない 冬ふゆの海うみ 風かぜが心こころの中なかを吹ふき抜ぬける
ふたり 違ちがうこと 考かんがえている
今いまは 今いまは 今いまは
ふたり 言葉ことばを 交かわさない
何なにも 何なにも 何なにも
何なにも 何なにも 何なにも
真冬mafuyuのno海umiにni 君kimiをwo誘sasoうu
君kimiはha黙damaってtte 車kurumaにni乗noるru
別wakaれのreno言葉kotobaをwo ふたりのうちのfutarinouchino
どちらかがdochirakaga 言iいi出daそうとしてるsoutoshiteru
時tokiがこんなにgakonnani ゆっくりyukkuri流nagaれてゆくなんてreteyukunante
ふたりfutari 言葉kotobaをwo 交kawaさないsanai
何naniもmo 何naniもmo 何naniもmo
君kimiのno声koeがga かすかにkasukani震furuえてete
「このままじゃkonomamaja ふたりfutari駄目dameになるninaru」
見miなれたnareta街machiがga 静shizuかにkani眠nemuるru
都会tokaiのno夜yoruがga 更fuけてゆくketeyuku
すべてのことがsubetenokotoga ただのtadano思omoいi出deになってしまうninatteshimau
ふたりfutari言葉kotobaをwo 交kawaさないsanai
何naniもmo 何naniもmo 何naniもmo
ふたりfutari 言葉kotobaをwo 交kawaさないでいるsanaideiru
今imaはha 今imaはha 今imaはha
誰dareれもいないremoinai 冬fuyuのno海umi 風kazeがga心kokoroのno中nakaをwo吹fuきki抜nuけるkeru
ふたりfutari 違chigaうことukoto 考kangaえているeteiru
今imaはha 今imaはha 今imaはha
ふたりfutari 言葉kotobaをwo 交kawaさないsanai
何naniもmo 何naniもmo 何naniもmo
何naniもmo 何naniもmo 何naniもmo