逃にげる男おとこを 裸足はだしで追おった
あれはどしゃぶり 雨あめの夜よる
命いのちまるごと 燃もやした恋こいも
さめりゃ終おわりが やってくる
花はなは咲さいても いつか散ちる
しょせん女おんなは はぐれ花ばな
耳みみに冷つめたい 涙なみだのしずく
泣ないてめざめた 夜明よあけ前まえ
人ひとの住すむ世よも 男おとこの胸むねも
凍こおりつくよな 薄情うすなさけ
花はなは咲さいても いつか散ちる
日陰ひかげそだちの はぐれ花ばな
紅べにを差さしても 心こころは晴はれぬ
もって生うまれた 不幸ふこうぐせ
ひとりぼっちの 淋さびしさ抱だいて
意地いじで支ささえて 飲のむお酒さけ
花はなは咲さいても いつか散ちる
夢ゆめも哀かなしい はぐれ花ばな
逃niげるgeru男otokoをwo 裸足hadashiでde追oったtta
あれはどしゃぶりarehadosyaburi 雨ameのno夜yoru
命inochiまるごとmarugoto 燃moやしたyashita恋koiもmo
さめりゃsamerya終oわりがwariga やってくるyattekuru
花hanaはha咲saいてもitemo いつかitsuka散chiるru
しょせんsyosen女onnaはha はぐれhagure花bana
耳mimiにni冷tsumeたいtai 涙namidaのしずくnoshizuku
泣naいてめざめたitemezameta 夜明yoaけke前mae
人hitoのno住suむmu世yoもmo 男otokoのno胸muneもmo
凍kooりつくよなritsukuyona 薄情usunasaけke
花hanaはha咲saいてもitemo いつかitsuka散chiるru
日陰hikageそだちのsodachino はぐれhagure花bana
紅beniをwo差saしてもshitemo 心kokoroはha晴haれぬrenu
もってmotte生uまれたmareta 不幸fukouぐせguse
ひとりぼっちのhitoribotchino 淋sabiしさshisa抱daいてite
意地ijiでde支sasaえてete 飲noむおmuo酒sake
花hanaはha咲saいてもitemo いつかitsuka散chiるru
夢yumeもmo哀kanaしいshii はぐれhagure花bana