こっちおいでよ 僕ぼくのかぐや
夜よるの帳とばりがおりて一人ひとりきり
空そらを見上みあげ願ねがいを詠うたう
鬼おにでも達磨だるまでも戯たわむれよう
ただ叶かなうならば
途切とぎれることない
無垢むくなこの恋心こいごころ
胸むねを押おさえ
想おもい返かえす綺麗きれいな月つき
朧おぼろに響ひびく 鈴すずのような声こえ
甘あまく甘あまく頭あたまを溶とかして
朧おぼろに浮うかぶ 夢ゆめのような時とき
いつか幻想げんそうを現実げんじつへと
奪うばいさりたい 僕ぼくのかぐや
目めの前まえにある未来みらいは万華鏡まんげきょう
好すきな色いろを 求もとめはしない
不確ふたしかなものにこそ興きょうが乗のる
その運命さだめ受うけよう
ひたむきな糸いとで縺もつれてく恋心こいごころ
足あしよ動うごけ
信しんじ掴つかみとる暁あかつき
朧おぼろに揺ゆれる瑠璃るりのような玉たま
しかと己おのれの姿すがたが見みえる
間近まぢかに迫せまり物語ものがたる距離きょり
ついに幻想げんそうは現実げんじつへと
もう離はなさない 僕ぼくのかぐや
恐おそれるなかれ 愛いとしき月つきよ
どんな険けわしき道みち 通とおりゃんせ
明鏡止水めいきょうしすい 朧おぼろへ向むかう
共ともに歩あゆめば怖こわいものなし
然されば行ゆこうか
僕ぼくの月かぐや
こっちおいでよkotchioideyo 僕bokuのかぐやnokaguya
夜yoruのno帳tobariがおりてgaorite一人hitoriきりkiri
空soraをwo見上miaげge願negaいをiwo詠utaうu
鬼oniでもdemo達磨darumaでもdemo戯tawamuれようreyou
ただtada叶kanaうならばunaraba
途切togiれることないrerukotonai
無垢mukuなこのnakono恋心koigokoro
胸muneをwo押oさえsae
想omoいi返kaeすsu綺麗kireiなna月tsuki
朧oboroにni響hibiくku 鈴suzuのようなnoyouna声koe
甘amaくku甘amaくku頭atamaをwo溶toかしてkashite
朧oboroにni浮uかぶkabu 夢yumeのようなnoyouna時toki
いつかitsuka幻想gensouをwo現実genjitsuへとheto
奪ubaいさりたいisaritai 僕bokuのかぐやnokaguya
目meのno前maeにあるniaru未来miraiはha万華鏡mangekyou
好suきなkina色iroをwo 求motoめはしないmehashinai
不確futashiかなものにこそkanamononikoso興kyouがga乗noるru
そのsono運命sadame受uけようkeyou
ひたむきなhitamukina糸itoでde縺motsuれてくreteku恋心koigokoro
足ashiよyo動ugoけke
信shinじji掴tsukaみとるmitoru暁akatsuki
朧oboroにni揺yuれるreru瑠璃ruriのようなnoyouna玉tama
しかとshikato己onoreのno姿sugataがga見miえるeru
間近majikaにni迫semaりri物語monogataるru距離kyori
ついにtsuini幻想gensouはha現実genjitsuへとheto
もうmou離hanaさないsanai 僕bokuのかぐやnokaguya
恐osoれるなかれrerunakare 愛itoしきshiki月tsukiよyo
どんなdonna険kewaしきshiki道michi 通tooりゃんせryanse
明鏡止水meikyoushisui 朧oboroへhe向muかうkau
共tomoにni歩ayuめばmeba怖kowaいものなしimononashi
然saればreba行yuこうかkouka
僕bokuのno月kaguya