風は海から 歌詞 岡村孝子 ふりがな付

海うみの見みえる国道こくどう沿ぞいの店みせ
壁かべにかかったメルヘン画が 四季しきを彩いろどる
次つぎの夏なつもきっと会あおうと
言いって笑わらうあなたの眼めは壁かべを見みつめる

約束やくそくが欲ほしい訳わけじゃないけれど
時折ときおり答こたえのない愛あいにつかれてしまうの

風かぜは海うみから海うみへと帰かえるもの

いつか絵本えほんの中なかで見みた空そら
パステルクレヨン散ちりばめた不思議ふしぎな世界せかい
ずっとあなたは同おなじ色いろの夢ゆめ
探さがし求もとめて行いく人ひとと信しんじてたのに

大切たいせつにしているあなたの彼女かのじょは
私わたしの知しらない空そらの下した生いきてるのですね

風かぜは海うみから海うみへと帰かえるもの

どんな夜よるが遅おそくなっても
あなたを急いそがすあの人ひとがいなければいい
時ときを止とめて二人ふたりきりでも
きっと交まじわるはずのないレ-ルの二人ふたりね

同おなじ時ときの中なかめぐり逢あえたのに
このままいつかはすれ違ちがい生いきていくのですか

風かぜは海うみから海うみへと帰かえるもの

風かぜは海うみから海うみへと帰かえるもの