遠とおくで稲光いなびかりが ひかってる
やがて 轟とどろく空そらから 雨あめが放はなたれて
君きみがにぎりしめて 離はなせないと思おもうもの
ひとつ ひとつ その手ての中なかから
溶とけて 流ながれてゆく
遠とおくで稲光いなびかりが ひかってる
時ときは刻きざむことを忘わすれ ただ風かぜになる
そして 細胞さいぼうの記憶きおくが
まばたきのたびに 蘇よみがえって満みちて
君きみは アトランテの記憶きおくを
手放てばなした その手てにとり戻もどせるから
どんな 遠とおまわりをした旅たびも
やがて ひとつの場所ばしょにたどり着つく日ひが来くる
もし私わたしが先さきに そこで君きみを 待まってたら
なつかしい エンレイ草そうを一輪いちりん 私わたしに差さし出だして
何なにもかもが 成就じょうじゅしてゆく日ひは
好すきな花はなの香かおりに つつまれていたいから
拍動はくどうをくり返かえす 宇宙うちゅう
集あつめられ そして また拡ひろがってゆく
だから アトランテは ふたたび
五感ごかんつきぬけて ここへやってくる
遠とおくで 稲光いなびかりが光ひかってる
もうすぐ 新あたらしい未来みらいの扉とびらが開あくよ
遠tooくでkude稲光inabikariがga ひかってるhikatteru
やがてyagate 轟todoroくku空soraからkara 雨ameがga放hanaたれてtarete
君kimiがにぎりしめてganigirishimete 離hanaせないとsenaito思omoうものumono
ひとつhitotsu ひとつhitotsu そのsono手teのno中nakaからkara
溶toけてkete 流nagaれてゆくreteyuku
遠tooくでkude稲光inabikariがga ひかってるhikatteru
時tokiはha刻kizaむことをmukotowo忘wasuれre ただtada風kazeになるninaru
そしてsoshite 細胞saibouのno記憶kiokuがga
まばたきのたびにmabatakinotabini 蘇yomigaeってtte満miちてchite
君kimiはha アトランテatoranteのno記憶kiokuをwo
手放tebanaしたshita そのsono手teにとりnitori戻modoせるからserukara
どんなdonna 遠tooまわりをしたmawariwoshita旅tabiもmo
やがてyagate ひとつのhitotsuno場所basyoにたどりnitadori着tsuくku日hiがga来kuるru
もしmoshi私watashiがga先sakiにni そこでsokode君kimiをwo 待maってたらttetara
なつかしいnatsukashii エンレイenrei草souをwo一輪ichirin 私watashiにni差saしshi出daしてshite
何naniもかもがmokamoga 成就joujuしてゆくshiteyuku日hiはha
好suきなkina花hanaのno香kaoりにrini つつまれていたいからtsutsumareteitaikara
拍動hakudouをくりwokuri返kaeすsu 宇宙uchuu
集atsuめられmerare そしてsoshite またmata拡hiroがってゆくgatteyuku
だからdakara アトランテatoranteはha ふたたびfutatabi
五感gokanつきぬけてtsukinukete ここへやってくるkokoheyattekuru
遠tooくでkude 稲光inabikariがga光hikaってるtteru
もうすぐmousugu 新ataraしいshii未来miraiのno扉tobiraがga開aくよkuyo